漢方のめぐみ(36)子宝について
2017/09/05
 不妊治療は日進月歩をとげていますが、最近の

生活習慣の変遷や結婚の高齢化の現状を考えると

なかなか難しいことであることは、間違いないと

思います。


 漢方的には、不妊のストレスをとることと子宮

の内膜の状態を良くすることを第一義に考えてい

ます。


 不妊のストレスは、カウンセリングを中心にし

て、ワタナベオイスターや救心感応丸などの服用

をお勧めしています。カウンセリングだけで妊娠

に至った場合もありますので、まず、相談してい

ただきたいと思います。


 受精してもなかなか着床しにくい方が多く見ら

れますが、その場合は、婦宝当帰膠やワタナベオ

イスタードリンクもしくはゼリーの最低3ヶ月の

服用をお勧めいたします。


 男性の不妊に関しては、鹿茸などが主で、薬酒

にしてもいいですが、霊鹿参の服用が効果的です!

漢方のめぐみ(35) 心臓について
2017/08/23
 夏は熱中症など命にかかわる症状が良く見られま

す。頭がぼ〜っとしたら要注意で、なおかつ、昼間

に暑い中で作業すると、その夜や次の日の朝にまで

発症することがあるので、十分に栄養をとり、日中

は、水分、ポカリスェットなどの飲料水や最近注目

されている「経口補水液」なども常備しておいたほ

うがいいかもしれません。



 漢方では、牛黄を飲むことをお勧めいたします。

心臓から脳への血流をすみやかにして、熱中症など

を予防することができるので、お出かけ前や朝に1

回服用するだけで大丈夫です。


 実は、心臓や脳の病気、例えば、高血圧、心不

全、心筋梗塞、脳梗塞、大動脈解離、大動脈瘤、な

どの症状の疑いがある方は、余計に熱中症になりや

すくなるため、牛黄の服用は欠かせません。


 救心などの牛黄製剤を毎日服用することが予防の

一歩ですが、霊黄参やドラゴン牛黄のような効き目

が鋭いものもお勧めいたします。


 デリケートな問題でもあるので、心臓や脳の病気

に関しては、個別に相談してみてください!

漢方のめぐみ(34)便秘
2017/05/19
 腸の病変の一つで非常に気をつけなければいけな

いのが「便秘」。ほっておくと最終的に命にかかわ

ることなので、便秘気味の人も含めて、正常な便通

にしておくことが、健康で長生きに直結します。


 まず、食事をみなおしていただかないといけませ

ん。バランスのいい食事はもちろんのこと、便秘の

方は、匂いの強い旬の野菜や緑黄色野菜を食事に必

ず入れていただくことが大切になります。

 ただ、便が固くて出ない方や、ころころしたウサ

ギのうんちみたいなのが出る方は、病院に行って検

査してもらうことをお勧めいたします。

 特に、口に入るものでは、バターやチーズを多く

使った洋菓子、脂身の多い牛肉や魚のさしみなど

は、必ず控えてほしいものになります。



 漢方薬では、潤腸(腸を潤して便が出やすくす

る)作用の多い「当帰」が」よく使われるので、

婦宝当帰膠などに、大黄、センナの入った便秘薬を

合わすのが一般的です。

 最近は、野菜や果物の酵素が入った便秘薬も出て

ますので、それも活用してみてください。

漢方のめぐみ(33)きれいな肌
2017/03/31
 きれいな肌になる為には、バランスのいい食事と

ストレスの軽減が一番の近道だと思いますが、現代

社会において一番難しいことだと思います。

 バランスのいい食事をサポートするのは、ある種

のサプリメントを使いますが、緑黄色野菜のかわり

になるクロレラエキスやミネラルビタミンのかわり

になる牡蠣肉エキスがよく使われます。

 そのうちでも、「グロスミン」や「ワタナベオイ

スター」が質が高いサプリメントです。


 ピンク色の肌を目指すなら、血を増やすことが重

要で、「婦宝当帰膠」や「ワタナベオイスター」が

よく使われます。

 美白な肌を目指すなら、花粉症にも使う「衛益顆

粒」がいいでしょう。肌荒れ、そばかすなどを治す

には、スクアレンが必要で、「サメミロン」の服用

と外用がお勧めです。いぼには「ヨクイニン」の3

ヶ月服用できれいにとれます。


 食品添加物や保存料も、きれいな皮膚を目指すに

は、不必要なもので、外食やスーパーコンビニなど

のお惣菜は控えたほうがいいでしょう。


漢方のめぐみ(32)花粉症
2017/03/31
 花粉症に関しては、花粉が原因となるアレルギー

性鼻炎で、花粉に反応して、透明な鼻水が止まらな

くなります。


 西洋医学では、抗ヒスタミン薬がよく出されてま

すが、副作用で眠気が起こるので、車の運転などを

される場合は服用は非常に危険です。

 最近は、寝る前に服用するだけで翌日一日効く薬

も出てるので、それも活用してみてはと思います。


 漢方の考え方では、花粉症は、免疫過剰による過

敏な反応としてとらえ、免疫の調整をするものが使

われています。

 もともと、漢方薬の調整をはかる処方の「玉屏風

散」(ぎょくびょうぶさん)という処方がよく使わ

れます。

 それ以外、皮膚の症状まで出てくる方には、五行

草という漢方薬も使われることもあります。



 玉屏風散は、「衛益顆粒」(えいえきかりゅう)

という商品名で売られてますが、症状のひどい方

は、1日1回タイプの抗ヒスタミン薬との併用も、

お勧めいたします。

漢方のめぐみ(31)お血
2017/01/24
 血の流れが悪い事を、漢方では「お血」といい、様々

な生活習慣病の主な原因になっています。お医者さんで

も、血液サラサラの薬ですよ、と処方された事がある方

が多いかと思います。


 血の流れの悪い方は、頭痛などの様々な痛みや、血圧

が高くなる事、さらに皮膚が黒ずんできたり、けがの治

りが遅くなるなどの症状が出てきます。そして、脳や心

臓の病気につながる事もあるので、要注意です。



 人間は、20歳を過ぎる頃から、血の流れが悪くなっ

てきますので、年齢関係なく予防する事が必要になって

きます。

 血の流れをよくする漢方薬で代表的なものは、丹参と

牛黄があり、それを含んだ製剤がよく予防として処方さ

れます。

 丹参製剤で代表的なものは、冠元顆粒で、顆粒で飲み

やすくお湯に溶かして飲むのをお勧めいたします。冷え

貧血のある方は、この冠元顆粒に婦宝当帰膠を混ぜて、

お湯に溶かして飲むのがいいでしょう。

 牛黄製剤で代表的なものは、霊黄参で、人参と一緒に

処方されています。特に、脳や心臓などの循環器にトラ

ブルを抱えている方は、命を守る漢方薬として予防の為

にも飲まれることを強くお勧めいたします。


 お血は、命に繋がる症状なので、お医者さんでの検査

と漢方薬の両面で、命を守ってください。


漢方のめぐみ(30)冷えと貧血
2017/01/24
 12月の放送では、冷えと貧血のことをお話させてい

ただきましたが、1月のお血にも繋がる症状なので、漢

方でも大事なポイントになります。


 冷えや貧血には、増血、血を増やす事と、活血、血を

流す事が必要になります。血を増やすには、漢方薬では

当帰という生薬が入っているものがよく使われます。



 婦宝当帰膠や四物湯が代表的な処方ですが、ミネラル

ビタミンの補給するワタナベオイスターも補足的に使わ

れます。それでも、冷えや貧血がとれない場合は、補腎

薬として使われる鹿茸製剤を加えるといいでしょう。

 鹿茸製剤の代表格は、霊鹿参という漢方薬で、紅参も

配合されているので、胃腸の働きも助け、身体を温めて

くれる力もあります。

漢方のめぐみ(29)風邪とインフルエンザ
2016/11/22
 11月の放送では、風邪やインフルエンザの予防する

生活習慣等についてお話させていただきました。風邪

やインフルエンザには、漢方でいう五臓六腑の肺系に

属し、なるべく外に出て、肺系、特に皮膚を鍛えるこ

とが重要で、インフルエンザの予防には、手洗い、う

がい、マスク、のど飴、そして、ミネラルビタミンの

多い食事、海藻類や一尾全部の魚、牡蠣、緑黄色野菜

を鍋などにして食べてください、とお伝えしました。



 漢方薬やサプリメントでは、まず、インフルエンザ

の予防では、板藍根(ばんらんこん)の入ったもの、

板藍茶や板藍のど飴が有効です。お出かけ前と帰宅時

のの板藍茶の服用と、外出時のまめな板藍のど飴の服

用は、かなりの予防効果が報告されています。


 さらに風邪やインフルエンザにかかっているような

感じがある時は、医者に行く前の、霊黄参とグロスミ

ン源液の服用がお勧めです。

 
 風邪そのものは、肩やけんびきの凝りから引き起こ

されることが多いので、ネックウォーマーやマフラ

ー、背中の上部のはるカイロの貼付も効果的なのでお

勧めいたします。


 最後に、風邪やインフルエンザは普段からの予防が

一番大事で、早寝早起き、適度な運動、バランスのい

い食事に気をつかうようにしてください!

漢方のめぐみ(28)痛みについて
2016/10/20
 10月の放送では、痛みについて話させていただきました

が、十分ではないので、補足と使う漢方薬について書かせ

ていただきます。


 もともと、痛みといっても、頭痛、首や肩の痛み、胃

痛、腹痛、背中の痛み、腰痛、膝痛、足首手首の痛みなど

など、数えきれないほどの種類があり、その治療法や対策

も千差万別で、なかなか難しい症状になります。


 毎日、同じ時間に同じ場所が痛む場合や、断続的に痛み

が出る場合は、西洋医学的な病気が疑われますので、お医

者さんにいって検査等を受ける必要があります。

 医者にいっても解明できなかったり、軽度の痛みなど

は、漢方薬やサプリメントで症状が緩和することが多い

です。


 まず、頭痛や首や肩の痛みは、血液の流れの悪さに起因

することが多く、冠元顆粒や牛黄などの漢方薬が必要にな

ります。特に頭痛は、脳梗塞の初期にも見られる症状なの

で、放置しないようにしていただきたいです。


 胃痛に関しては、H2ブロッカーやお医者さんからよく出

る薬の長期服用による弊害がよく見られるようになりまし

たので、健胃顆粒などの漢方薬などの副作用の無いものに

シフトしたほうが無難でしょう。


 下痢腹痛に関しては、無理矢理下痢を止めることがよく

ない場合もありますので、整腸作用のあるサポニンを含ん

だお茶などの服用をお勧めいたします。あまり、薬を使わ

ないほうがいいかもしれません。


 背中の痛みに関しては、17日の放送でも話しましたが

、上部、肩甲骨のあたりの痛みは膵臓、下部、腰のあたり

の痛みは腎臓が関与していることがあります。


 上部の痛みの場合は、膵臓を働かせ過ぎないようにして

ほしいので、炭水化物(ご飯、うどんなど)の摂りすぎに

は要注意です。ストレスによる暴飲暴食は肝臓の次に膵臓

にも被害が出ますので、生活習慣の見直しが、一番大事だ

と認識しています。サプリメントでは、スクアレンの配合

されたサメミロンや牛黄などがお勧めです。
 
 下部の痛みは、腎臓の働きが悪い場合にも出ることが多

いので、疲れを貯めないようにして、規則正しい生活が必

要と考えます。さらに、水分やお茶をたくさん服用するこ

とも大事です。漢方薬としては、補腎薬が必要で、鹿茸を

配合された霊鹿参、杞菊地黄丸、八仙丸などの毎日の服用

をお勧めいたします。


 足腰の痛みも、補腎薬は必要で、上記のものに冠元顆粒

などの血液を流すものを加えるのがいいでしょう。


 痛みは、生活習慣のひずみでも出ることがありますの

で、その部分の修正が大事ということは、言うまでもあり

ません!

漢方のめぐみ(27)肩こり
2016/10/06
 9月の放送は、「肩こり」について話させていただきま

したが、漢方的に解釈すると、「肩こり」は、血の流れが

悪いことやストレスが溜まっていることや姿勢が悪いこと

が原因になってる場合が多いです。


 まず、血の流れが悪い場合ですが、それは、脳や心臓の

病気につながっている場合がありますので、「肩こり」が

毎日同じ時間に出るとか、断続的に出る場合は、医者に行

って検査を受けて病気ではないかを確認しておく必要もあ

ります。病気でないと解れば、冠元顆粒などの血流をよく

する漢方薬と婦宝当帰膠などの血液を増やす漢方薬を服用

するのをお勧めいたします。


 ストレスが溜まっている場合も、「肩こり」が出てくる

ことが多いので、その場合の「肩こり」は、自律神経を調

整する加味逍遥散、温胆湯などの漢方薬や、ワタナベオイ

スターやサメミロンなどのサプリメントをの服用をお勧め

いたします。


 それ以外は、毎日の生活の中での気分転換をまめに行う

ことや、何事にもこだわり過ぎないような性格か、長いも

のには巻かれろ的ななすがままの生活になれば、「肩こ

り」の予防になると思われます。

 あきらめが悪い人やもがいてる人に「肩こり」はよく

出現しています!

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