漢方のめぐみ(74) 気血水理論の応用
2022/11/29
 気血水理論を応用した考え方と実践方法を説明したいと思います。

 気は、目に見えないものだが、臓器の機能と考えると理解しやすい。

 たとえば、西洋医学的な病気でも、漢方的に考えると、臓器の機能が働かなくなって起こる症状、と考える事ができる。

 気は、胃腸機能が一番大きく関与するので、薬用人参や黄蓮の配合されている漢方処方を選択することが多い!
 さらに、肝機能は、サメの肝油ぁからとれるスクアランや牡蠣肉エキス、高貴薬の牛黄が使われることが多い。

 腎機能は、鹿茸や地黄などの配合されている漢方処方を使われることが多い。

 そして、心機能は、ずばり牛黄や麝香などの高貴薬を使われることが多い。


 血は、ずばり血液の事を指し、タンパク質や緑黄色野菜を使った鍋料理が、その血を増やすのに向いています。
 
 漢方薬では、当帰(とうき)という薬草が配合されたものを使うことが多いが、丹参(たんじん)などの血を流すものも一緒に使う事が多い。


 水は、血以外の体の中の水分、例えば、リンパ液や組織液などの事を指すが、十分な水分の摂取はかなり重要だと思います。

 それ以外には、鹿茸、茯苓、猪苓などの配合された漢方処方を使うことが多い。

 血と水を増やしたり流したりすることによって、気もあがる、つまりある種の免疫機能も上がっていくことは間違いない。

 元気で長生きするためには、牛黄や鹿茸や麝香などの高貴薬を毎日服用することも大切だが、いろんな食品を食べて、血や水を増やしたり流したり(ある種の浄化かもしれない)することの方が大事かもしれません!

年末年始の営業時間について
2022/11/23
 年内の営業は通常通りの営業は、12月30日までです。

12月31日は、昼から20時まで受け付けてますので、よろしくお願いいたします。

 年始は、1月4日から、通常営業、させていただきます。


祝日、土曜日の営業時間について
2022/11/23
 当モチヅキ薬局の休日は、日曜日です。

土曜日と祝日は、昼から18時まで営業させていただきます。

予約も受け付けてますので、

0794222235ほ

まで、お問い合わせください。

よろしくお願いいたします。

漢方のめぐみ(73) 気血水理論
2022/11/15
 11月は、基本に戻り、気血水理論についてお話させていただきました。

 気は、「病いは気から」の気! 胃腸の機能の意味合いもあり、食べ物の消化吸収機能にも関与していますが、一番には、ストレスの原因にも考えられます。

 脾気という言葉でも表される「気」は、目には見えないものですが、「後天の精(こうてんのせい)とも言われるように、人間の日常生活にかなり関与されています。
 
 そして、ある種の免疫機能にも関与していますので、コロナやインフルエンザ、風邪などの予防にも関与してきます。

 現実的に、「気」が病んでる状態では、精神疾患になりやすく、うつ傾向で家にこもってしまう事も多いので、「気」を上げるためには、外に出て、太陽の光を浴び、おいしい空気を吸わないといけません。

 漢方薬的には、薬用人参や、牛黄の入ってる漢方薬を、服用することをお勧めいたします!

 

漢方のめぐみ(72)漢方の問題点1
2022/06/01
 今年の1月から4月まで、バンバンテレビ&ラジオで、漢方の本質を計8回お話させていただきました。

 いろんな漢方の考え方はあると思いますが、漢方の本質を探る過程で、いろんな問題点も出てきましたので、それを書いてみたいと思います。

 漢方の本質で、まず第一に大事なことは、お客様に
いろんな事をしゃべっていただく事かもしれません。
聞き上手で話しやすい雰囲気をかもしだすことで、身体の事以外の相談の方が増えたりすることも多々あります。

 特に、漢方を勉強されて感銘を受けられた方やベテランの方に多いのですが、自分の考えをお客様に話することばかりで、お客様の話を聞くという姿勢に欠ける場合が多く見られます。たくさんの漢方薬を買わされる薬局によく見られる光景かもしれません。

 漢方は、お客様と私たち漢方相談薬局側の信頼関係を築くことが大事で、それは一朝一夕にできるものではありません。

 お客様のいう事を、すべて聞くという姿勢が大事で、漢方薬を決めるのにも、お互い一緒に考えるという姿勢が大事だと思っております。

 漢方薬を売りたいが為に、お客様の声を聞かない漢方相談薬局は、いつまでたってもお客様の信頼を得ることができず、袋小路に入ってしまったり、漢方薬を出すのがこわくなってしまったりする場合もよく見受けられます。

 確かに経験年数なども大事なファクターかもしれませんが、お客様の事をちゃんと聞いてお客様に寄り添う事が、漢方相談薬局の使命かもしれません。

 私の漢方の師匠の、猪越先生に、漢方を学ぶ上で、初めに教えていただいたことです!


漢方のめぐみ(71) 漢方の本質
2022/01/13
 昨年の12月に、「2021年モチヅキ薬局における漢方の本質」をお話させていただきました。2回の放送10分間で話せる内容ではないことを実感いたしましたので、2022年の1年間かけて、この表題「漢方の本質」の事を、放送とこのコラムで考えていきたいと思います。

 漢方というものが何であるかは、それぞれの漢方の捉え方により時代に即したいろんな解釈がなされてきました。1980年以降は、「中医学」という三文字が中心になって漢方を説明されているような気がします。

 ただ、漢方は、東洋哲学やインド哲学などいろんな哲学や臨床的な考察によって形作られてきました。さらに、漢方薬の原料になる生薬の材料学からの考察も参考にされています。

 勉強すれば勉強するほど、考えれば考えるほど、袋小路に入って、わからなくなることも多々あります。もちろん、その漢方の事をわかりやすく解説された本も多く出版され、その解釈の仕方を勉強すれば勉強するほど袋小路に入って、わからなくなることもあります。

 
 漢方の本質は、その袋小路に入ってからが大事で、どうしたらその袋小路から出ることができるかを考えることかもしれません。

 その方法は、座学で勉強することだけで、解決できる事ではなくて、お客さんと一緒になってその袋小路を出る方法を考えることが大事なのではと考えます。

 そして、そのうえでどんな生薬、漢方薬、いやサプリメントも含めた食品をどう使うのか、日常の食生活を含めた生活習慣をどう改善するのか、ストレスをどう軽減するのかを、お客様と一緒に考え、修正を加え、よりよい健康な生活を創造することが、漢方の本質というか漢方道なのかもしれません。

 これから1年かけて、その本質にできるだけ近づけるように放送やコラムを頑張っていきますので、今年も「漢方のめぐみ」をよろしくお願いいたします。

 漢方のめぐみは、第1第3火曜日、午後12時40分過ぎ(再放送は、20時40分過ぎ)に、兵庫県加古川市のバンバンテレビ&ラジオで放送しております。

漢方のめぐみ(70) 後天の精
2021/11/09
 生まれた時にその機能や力が定まってるのを先天の精と考え、生まれてから機能や力が定まってるのを後天の精と漢方では考えている。

 先天の精は「腎」後天の精は「脾」と考えられている。

 脾は、ざっくり胃腸機能の事と考えると、胃腸が悪い人は先天的でないと考えられるので、生まれてからの生活習慣特に食べている物に起因することが大きい!

 胃腸機能を上げるには、温かい食べ物を摂ることを心掛けてほしい。特に、秋から冬の寒い季節は、粕汁や鍋物が好ましい。

 アルコールも、日本酒では熱燗、ワインも人肌、冷たいビール、ハイボール、酎ハイなどは避けて欲しい。焼酎は、レモンなどを入れた湯割りなどがお勧めである。

 お刺身やお寿司も、胃を冷やすので要注意で、日本酒の熱燗と合わせたほうがいいと思われます。

 漢方薬としては、朝鮮人参の配合された処方がよく用いられる。参苓白朮散(健脾散)、香砂六君子湯(健胃顆粒)が基本的にはよく使われるが、消火剤としての、晶三仙も最近はよく使われるようになってきています。

 上記の漢方薬で、胃腸の調子が戻らない場合は、救心感応丸気や霊黄参などの牛黄が入ったものを選択する場合も多い!

漢方のめぐみ(69) 自宅療養と漢方
2021/09/22
 9月の放送で自宅療養と漢方についてお話させていただきました。コロナ等で自宅療養を余儀なくさせられた人も多いと思いますが、できるだけストレスを貯めないようにしてほしいと思います。

 ストレスを貯めないようにするには、ワタナベオイスターが、まず必要になります。そして、漢方では心脾顆粒やシベリア人参茶の服用をお勧めいたします。もちろん、救心感応丸気もいいと思います。

 四つん這い歩行が、身体の内臓も休めてやれるので、自宅療養期間は、部屋の片づけや拭き掃除などをお勧めいたします。

 もちろん、外に出ることができるなら、散歩や山登りなど、身体を動かせて、汗をかくことも必要ですし、部屋にこもっている場合の食事は、バランスが悪く炭水化物やたんぱく質や脂肪分が多くなるので、できるだけ野菜中心の食生活をお勧めいたします。

 栄養剤としては、ワタナベオイスターやグロスミン(クロレラ性食品)やプログリーン(大麦若葉の青汁)やクオリ酵華(果汁酵素)などの食品で補ってやることも重要になってきます。

漢方のめぐみ(68)不安神経症
2021/07/20
 コロナ禍の昨今、現代病になりそうな病気のひとつが不安神経症!他人にとってみては、大したことないと思えることが、本人にとっては不安で不安で、いつになっても不安しか残らないというような症状が特徴であると思われます。

 比較的プライドの高い人に見られる症状であるが、すべての人に先行きの不安はあると思われるので、すべての人に飲んでほしいモノ、サプリメントや漢方薬をあげていきたいと思います。

 寝れない方は、ノンレム睡眠(ぐっすりした睡眠)が取れない場合が多く、亜鉛などのミネラルが多量に入った、ワタナベオイスター(牡蠣肉エキス)を、第一にお勧めしたい。登校拒否や出社拒否にもよく使われます!

 ストレスが強くて、神経が参ってる方には、救心感応丸気や心脾顆粒(帰脾湯)を使う事が多いです。

 どうしても不安が取れない場合は、他人との会話や、
山登りやスポーツジムなどの何も考えない身体、特に足を使う事もお勧めいたします。

  

漢方のめぐみ(67)お酒と料理のマリアージュ
2021/05/06
 先月のテーマであった、お酒と料理のマリアージュを漢方的に考察してみたいと思います。

 酒飲みの言い訳のようでもありますが、お刺身にワサビを合わせるのは、胃を冷やすお刺身に温めるワサビをそえたのは、寒熱を考えただけでなく、ワサビの抗菌作用もあったのかもしれません。

 ここでは、寒熱という漢方的な考察で、お酒と料理をとらえましたが、NHK-BSの「あてなよる」という番組では、そういう合わせ方をしていないことがわかります。

 お酒の種類は、ワイン(赤、白)、スパークリングワイン(シャンパンも含む)、シェリー酒の炭酸割り、日本酒、ビール、焼酎、レモンサワーなどいろいろなお酒に合わせる料理は、同じような味をもってくることが多かったと思います。

 そして、炭酸は料理を切るというか口の中をさっぱりさせる時によく使い、油っこいものに合わす事が多く、ワインは、何品種かのブレンドがよく料理に合うような事が多かったです。

 お酒と料理のマリアージュは、実際、身体の事を考えると、特別な機会にするのはいいと思いますが、日常では、もっと質素な料理のほうがいいかもしれません。

 個人的には、赤ワインと焼酎のウーロン茶割りや青汁割りを好んで飲んでます。炭酸系はあまり飲まないです。料理の量は、少量多品種、野菜中心たんぱく質少々、炭水化物は極端に少なくしてます!

 漢方的な考察は、ちょっと難しかったかもしれません。
 

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