梅雨は、喉や咳にご用心!
2024/07/11
 前回の記事で、梅雨と胃腸の関係を書かせていただいたが、今年は特に、呼吸器系の不快な症状が続く方が多く見られます。

 漢方では、肺が弱っていると判断しますが、呼吸器系と皮膚にその病変が現れてきます。風邪を引いて、咳が残る、喉の不快感や痛みが取れない、など、長期に渡っているのが、特徴です。

 まず、対処療法として、

咳には、麻杏止咳顆粒
喉の痛みや不快感には、響声白龍散や桔梗石膏

それに、漢方の抗生剤の、涼解楽、を、加えるのが早いと思います。

さらに、肺の力をあげるために、

衛益顆粒や八仙丸か天王補心丹、

さらに、酸素濃度をあげる為に、サメミロン

    血液を綺麗ななする為に、プログリーンなどよちゃんとして青汁か
                グロスいたミン源液などのクロレラを、

補助的に、飲んでいただくと、不快感は減ると思われます。

梅雨は胃腸に要注意!
2024/07/02
 関西は、遅れて来た梅雨で梅雨前線のせいか、湿度が高くムッとして、不快指数が高くなっています。梅雨前線の影響は、圧の変化が急で腎機能に影響を与えているので、疲れが抜けなかったり、尿などに影響を与えています。

 さらに、食欲不振や食べても下痢などになり、胃腸の機能が落ちている傾向があります。その場合は、いろんな漢方薬やサプリメントを飲んでも、良くならないことが多いです。

 こんな場合は、運動と食事に一番注意しないといけないでしょう。あまり、炭水化物が欲しくない時は、甘いもの、ゼリーや、くず餅、水饅頭などの和菓子、そして、お腹を調整する、おかゆや薄味の味噌汁や野菜のスープなどを食べるのがいいでしょう。

 漢方薬では、牛黄や麝香の入っている、救心感応丸気を中心に、後は栄養補給のサプリメントを服用してください!

 この症状は、梅雨が開ければ、ウソのように解消します。

千葉大学病院 総合診療科
2024/06/27
 6月23日日曜日にテレビの情熱大陸で、千葉大学病院の総合診療科の事を放送されてました。

 それは、素晴らしい医療で、西洋医学なのにその弱点を克服するようで、大学病院だからできる総合診療かもしれないけど、すごく感銘をうけました。

 これからの漢方相談薬局も、総合診断ができるようにもっと勉強していかないといけないと思います。

 薬に頼らず、運動や食事などの基本的な生活習慣を改めていくこともかなり重要ですが、お客様の不満や不調にもっと寄り添う一つの方向が、総合診断のような気がします。

 これからも、われわれ漢方相談薬局は、漢方を科学することも重要ですが、総合診断をしているお医者様との交流も必要なんだと思います。

 様々な症状を把握し、みんなで相談し、より的確な診断をするよう、精進していかないといけないと気づかされました。

 一度、千葉大学病院の総合診断科のお医者様とお話させていただきたいと思います!

コロナにご用心!
2024/06/27
 マスクをほとんどの人がつけなくなった昨今、コロナがまだまだ流行っています。人の多いところに行かれる場合は、必ず、マスクをしてください。

 その後遺症の、咳や喉の違和感が続いてるかたには、

麻杏止咳顆粒
響声白龍散
涼解楽

の、併用をお勧めいたします。

ベイビー誕生20人目!
2024/06/14
 今日、嬉しい報告がありました!

モチヅキ薬局、20人目のベイビーが誕生しましたm(__)m

中医学と、牡蠣肉エキス、そしてクロレラ系のおかげです!

これからも、妊活も、頑張りますm(__)m

ななころび漢方(24) 漢方処方の加減法
2024/06/12
 漢方処方は、原料の生薬が、何種類も組み合わされて成り立っている。なぜ、そんな多くの原料生薬が組み合わされたのかと考えると、いろんな面白いことが考えられます。

 根本的な漢方の考え方や、生薬の自生する地域などにより、処方が決められていった歴史も存在します。

 その中でも、加減法といって、基本的な処方に別の生薬を加えたり、そこから生薬を減らしたりと、症状によって加減する方法も、よくとられています。

 西洋医学の投薬と違い、十人十色に合わせていく方法がこの加減法で、それを取得することが、漢方を極める近道にもなるでしょう。

 漢方処方は、似たような処方が多く存在しています。その、ひとつひとつの意味を考えてみるのも、楽しい学習にならります。

ななころびかんほ(23) 初夏の風邪
2024/05/22
 今年は、気候の不順が原因なのか、この初夏でも、風邪を引かれている方が多く見られます。それに、春先からの花粉のせいなのか、咳が止まらない、喉が痛いやおかしいという方も多いです。

 これは、漢方でいう五臓の肺(呼吸器系や皮膚)が弱っていると推察できます。あさはやく起きて、深呼吸や乾布摩擦がそれにはいいと思いますが、それのできない方には、漢方薬やサプリメントの補給が必要になってきます。

 まず、食事において、緑黄色野菜や旬の山菜、例えば、小松菜やチンゲンサイなどをたべてもらったり、ハーブを使った鶏肉料理などを食べていただくことも、心がけてください。

 漢方薬では、風邪や喉の不調には、涼解楽と麻杏止咳顆粒、鼻水には衛益顆粒、症状が長引いてる場合は、五臓の腎(腎臓や副腎など)の機能低下も見られるので、八仙丸や霊鹿参や亀鹿仙の服用をお勧めいたします。

ななころび漢方(22) 眠れない。
2024/03/20
 2月3月と、パーソナリティの大谷奈々さんの、最近なかなか眠れないという言葉から、眠れない、寝つきが悪い、寝ても疲れが取れない、などの不眠について、お話させていただきました。

 そもそも、寝たら疲れが取れるというのも難しいし、ストレスが強すぎて睡眠に逃げるから余計に寝れないという悪循環に陥ってるのが、不眠の現状のような気がする。

 ほとんどの方は、夜に寝れないとイヤだ、寝れないのは何か病気があると怖がる場合もう多い。でも、昼に寝て疲れが取れることも多いので、夜寝れなくてもおかしくない。丁寧に、話を聞いてあげることで、解決することも多いです。

 基本的なことですが、肉体的に疲れないと、満足した睡眠が取れないので、軽い運動などで筋肉を動かすことも必要です。スポーツをしてる方でも、パーソナルトレーニングが必要で、全身の筋肉と体幹を鍛えることが、ケガやいろんな痛みの予防になります。

 お年をめされてる方でも、月一の墓参り、そして、四つんばい歩行がかなり有効で、座って拭き掃除や草引きなどがいいと思います。

 不眠の漢方薬もいろいろありますが、相談された薬剤師といろいろ話をして一緒に漢方薬やサプリメントを決めるのがいいと思います。

 お医者さんで出されるケミカルな睡眠薬、睡眠導入薬、精神安定剤は、長期にわたっての服用に関しては、今一度、主治医と相談したり、セカンドオピニオンに相談させるのがいいかと感じます。



ななころび漢方(21) 舌の先の赤(心火旺)
2024/02/15
 暴飲暴食ではなく、舌の先が赤くなることがあり、これは漢方の判断では、「心火旺」といい、交感神経の興奮状態が続いたり、疲れがたまって、逆に体内炎症が起こっている可能性もあります。

 血圧が急に上昇することもあり、その症状を早く治さないと命の危険性につながることもあり、気をつけないといけないです!

 まず、体内炎症があるので、牛黄によってそれを早く取り去ることが重要で、口内が赤くなって荒れている場合は、黄連解毒湯や温胆湯が対処療法として使われることが多いです。

 さらに、プログリーン(大麦若葉の青汁)やグロスミン源液の補助的に使うことも考えられます!

ななころび漢方(20) 冷えとしびれ
2024/01/26
 急に寒波が押し寄せ、毎日、寒いというか冷たい日が続いています。この時期は、風邪やインフルエンザにも気をつけないといけないですが、身体の中に冷え(寒)が入って、血流がわるくなったり、しびれが出たりといった症状の方が多く見られます!

 まず、冷えは温めないといけないので、血液を増やしたり血流をよくすることを考えないといけません。一般的に、当帰の入った「婦宝当帰膠」そして血流改善の「冠元顆粒」をできれば、お湯に溶かせて、毎朝の服用をお勧めいたします。

 寒くて仕方がない方は、足湯もお勧めで、それ以外には、金時しょうがの配合された「美ワカイン」や、田七人参の入った「田七生姜湯」などもお勧めです!

 手足のしびれまで感じられるかたは、前述の「婦宝当帰膠」「冠元顆粒」に加えて、牛黄麝香の配合された「救心感応丸氣」を加えての服用をお勧めいたします!
 
 しびれは、心不全や心筋梗塞などの心疾患の初期症状の疑いもあり、「命を守る牛黄」を必ず早めに服用してください1

最近、漢方薬の原料の生薬の供給不足が、かなり深刻になってますので、皆様に必要な漢方薬は、余分に置いていただくよう、お願いいたします!

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