バンバンラジオ第1&3水曜日、生放送の「ななころび漢方」が、シーズン3を迎えました。パーソナリティの大谷奈々さんとの放送をさらに楽しんでいます。
3年目を迎え、ななころび、しないように、今年度は、予防の漢方を中心にお話させていただきたいと思います。
元来、日本の漢方は、体質改善を中心に展開されてきました。それが、中医学という中国の漢方の考え方が導入されてから、新しい漢方の形が構築されてきました。
私見ですが、症状の軽減化と、命を長らえる、という2つの柱があり、それを、お客様と一緒に治療法を考えていくという3つ目の柱の事を、「漢方のめぐみ」からの10年間でお伝えさせていただきました。
今年は、初心に戻り、漢方での病気や症状の予防法を中心に、わかりやすくお伝えしようと思います。
毎月第1&第3水曜日のお昼の12時40分過ぎの生放送と 20時40分過ぎの再放送をぜひ、お聞きになってください!
春は、とかくメンタルが弱くなるシーズンと花粉症などの肺系の症状で、不眠や皮膚の荒れなどが現れてきます。
不眠に関しては、漢方薬としては、酸棗仁の配合された処方。酸棗仁湯や温胆湯、心脾顆粒などが使われていますが、サプリメントですが、ワタナベオイスターのドリンクやゼリーの就寝前の服用をお勧めいたします。 朝、心地良い寝起きが出てくると思います。
花粉症に関しては、衛益顆粒、そして、鼻詰まりの方は、辛夷清肺湯と瀉火補腎丸をお勧めいたします。 皮膚のトラブルに関しては、塗り薬としては、瑞花露のクリームやローション、そして、サメミロンエース。 飲み薬としては、衛益顆粒と五行草茶を中心に、 かゆみのひどい方は、五涼華、 赤くはれたりただれている場合は、星火散積宝、を 加えていただきたいです。
お食事では、香草野菜、例えば、大葉、シソの葉、菜の花など、そして、いろんな春の香り、例えば、梅や桜のお花見や山歩きなど、4月の自然を満喫していただきたいと思います!
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