漢方、特に中医学の領域では、根幹の部分は、活血、補腎にもうひとつあげるとしたら、疏肝理気が考えられます。
簡単にいうと、血液を流すことに、肝腎の力を上げ身体を元気にすることに、ストレスに打ち勝つ肝の力や胃腸の働きを元気にすること、になります。
個人的には、痰という概念、身体の中にたまっている不要な水分や血分を排出することも大事だと考えています。
血液を増やし流したり、肝腎の力をあげ腎臓や肝臓の機能を上げることは、中医学の基本ではあるが、
最近の中国でも、疏肝理気を重要視している中医師の方も多く見られます。つまり、ストレスを軽減して、胃腸の働きを上げないと、生活習慣病などの症状を軽減することは難しいと考えられています。
よって、逍遥顆粒、加味逍遥散や、きゅう帰調血飲第一加減に、健胃顆粒(香砂六君子湯)、健脾顆粒(参苓白朮散)などを、服用されることが多い! |