漢方のめぐみ(31)お血
2017/01/24
 血の流れが悪い事を、漢方では「お血」といい、様々

な生活習慣病の主な原因になっています。お医者さんで

も、血液サラサラの薬ですよ、と処方された事がある方

が多いかと思います。


 血の流れの悪い方は、頭痛などの様々な痛みや、血圧

が高くなる事、さらに皮膚が黒ずんできたり、けがの治

りが遅くなるなどの症状が出てきます。そして、脳や心

臓の病気につながる事もあるので、要注意です。



 人間は、20歳を過ぎる頃から、血の流れが悪くなっ

てきますので、年齢関係なく予防する事が必要になって

きます。

 血の流れをよくする漢方薬で代表的なものは、丹参と

牛黄があり、それを含んだ製剤がよく予防として処方さ

れます。

 丹参製剤で代表的なものは、冠元顆粒で、顆粒で飲み

やすくお湯に溶かして飲むのをお勧めいたします。冷え

貧血のある方は、この冠元顆粒に婦宝当帰膠を混ぜて、

お湯に溶かして飲むのがいいでしょう。

 牛黄製剤で代表的なものは、霊黄参で、人参と一緒に

処方されています。特に、脳や心臓などの循環器にトラ

ブルを抱えている方は、命を守る漢方薬として予防の為

にも飲まれることを強くお勧めいたします。


 お血は、命に繋がる症状なので、お医者さんでの検査

と漢方薬の両面で、命を守ってください。


漢方のめぐみ(30)冷えと貧血
2017/01/24
 12月の放送では、冷えと貧血のことをお話させてい

ただきましたが、1月のお血にも繋がる症状なので、漢

方でも大事なポイントになります。


 冷えや貧血には、増血、血を増やす事と、活血、血を

流す事が必要になります。血を増やすには、漢方薬では

当帰という生薬が入っているものがよく使われます。



 婦宝当帰膠や四物湯が代表的な処方ですが、ミネラル

ビタミンの補給するワタナベオイスターも補足的に使わ

れます。それでも、冷えや貧血がとれない場合は、補腎

薬として使われる鹿茸製剤を加えるといいでしょう。

 鹿茸製剤の代表格は、霊鹿参という漢方薬で、紅参も

配合されているので、胃腸の働きも助け、身体を温めて

くれる力もあります。

漢方のめぐみ(29)風邪とインフルエンザ
2016/11/22
 11月の放送では、風邪やインフルエンザの予防する

生活習慣等についてお話させていただきました。風邪

やインフルエンザには、漢方でいう五臓六腑の肺系に

属し、なるべく外に出て、肺系、特に皮膚を鍛えるこ

とが重要で、インフルエンザの予防には、手洗い、う

がい、マスク、のど飴、そして、ミネラルビタミンの

多い食事、海藻類や一尾全部の魚、牡蠣、緑黄色野菜

を鍋などにして食べてください、とお伝えしました。



 漢方薬やサプリメントでは、まず、インフルエンザ

の予防では、板藍根(ばんらんこん)の入ったもの、

板藍茶や板藍のど飴が有効です。お出かけ前と帰宅時

のの板藍茶の服用と、外出時のまめな板藍のど飴の服

用は、かなりの予防効果が報告されています。


 さらに風邪やインフルエンザにかかっているような

感じがある時は、医者に行く前の、霊黄参とグロスミ

ン源液の服用がお勧めです。

 
 風邪そのものは、肩やけんびきの凝りから引き起こ

されることが多いので、ネックウォーマーやマフラ

ー、背中の上部のはるカイロの貼付も効果的なのでお

勧めいたします。


 最後に、風邪やインフルエンザは普段からの予防が

一番大事で、早寝早起き、適度な運動、バランスのい

い食事に気をつかうようにしてください!

漢方のめぐみ(28)痛みについて
2016/10/20
 10月の放送では、痛みについて話させていただきました

が、十分ではないので、補足と使う漢方薬について書かせ

ていただきます。


 もともと、痛みといっても、頭痛、首や肩の痛み、胃

痛、腹痛、背中の痛み、腰痛、膝痛、足首手首の痛みなど

など、数えきれないほどの種類があり、その治療法や対策

も千差万別で、なかなか難しい症状になります。


 毎日、同じ時間に同じ場所が痛む場合や、断続的に痛み

が出る場合は、西洋医学的な病気が疑われますので、お医

者さんにいって検査等を受ける必要があります。

 医者にいっても解明できなかったり、軽度の痛みなど

は、漢方薬やサプリメントで症状が緩和することが多い

です。


 まず、頭痛や首や肩の痛みは、血液の流れの悪さに起因

することが多く、冠元顆粒や牛黄などの漢方薬が必要にな

ります。特に頭痛は、脳梗塞の初期にも見られる症状なの

で、放置しないようにしていただきたいです。


 胃痛に関しては、H2ブロッカーやお医者さんからよく出

る薬の長期服用による弊害がよく見られるようになりまし

たので、健胃顆粒などの漢方薬などの副作用の無いものに

シフトしたほうが無難でしょう。


 下痢腹痛に関しては、無理矢理下痢を止めることがよく

ない場合もありますので、整腸作用のあるサポニンを含ん

だお茶などの服用をお勧めいたします。あまり、薬を使わ

ないほうがいいかもしれません。


 背中の痛みに関しては、17日の放送でも話しましたが

、上部、肩甲骨のあたりの痛みは膵臓、下部、腰のあたり

の痛みは腎臓が関与していることがあります。


 上部の痛みの場合は、膵臓を働かせ過ぎないようにして

ほしいので、炭水化物(ご飯、うどんなど)の摂りすぎに

は要注意です。ストレスによる暴飲暴食は肝臓の次に膵臓

にも被害が出ますので、生活習慣の見直しが、一番大事だ

と認識しています。サプリメントでは、スクアレンの配合

されたサメミロンや牛黄などがお勧めです。
 
 下部の痛みは、腎臓の働きが悪い場合にも出ることが多

いので、疲れを貯めないようにして、規則正しい生活が必

要と考えます。さらに、水分やお茶をたくさん服用するこ

とも大事です。漢方薬としては、補腎薬が必要で、鹿茸を

配合された霊鹿参、杞菊地黄丸、八仙丸などの毎日の服用

をお勧めいたします。


 足腰の痛みも、補腎薬は必要で、上記のものに冠元顆粒

などの血液を流すものを加えるのがいいでしょう。


 痛みは、生活習慣のひずみでも出ることがありますの

で、その部分の修正が大事ということは、言うまでもあり

ません!

漢方のめぐみ(27)肩こり
2016/10/06
 9月の放送は、「肩こり」について話させていただきま

したが、漢方的に解釈すると、「肩こり」は、血の流れが

悪いことやストレスが溜まっていることや姿勢が悪いこと

が原因になってる場合が多いです。


 まず、血の流れが悪い場合ですが、それは、脳や心臓の

病気につながっている場合がありますので、「肩こり」が

毎日同じ時間に出るとか、断続的に出る場合は、医者に行

って検査を受けて病気ではないかを確認しておく必要もあ

ります。病気でないと解れば、冠元顆粒などの血流をよく

する漢方薬と婦宝当帰膠などの血液を増やす漢方薬を服用

するのをお勧めいたします。


 ストレスが溜まっている場合も、「肩こり」が出てくる

ことが多いので、その場合の「肩こり」は、自律神経を調

整する加味逍遥散、温胆湯などの漢方薬や、ワタナベオイ

スターやサメミロンなどのサプリメントをの服用をお勧め

いたします。


 それ以外は、毎日の生活の中での気分転換をまめに行う

ことや、何事にもこだわり過ぎないような性格か、長いも

のには巻かれろ的ななすがままの生活になれば、「肩こ

り」の予防になると思われます。

 あきらめが悪い人やもがいてる人に「肩こり」はよく

出現しています!

漢方のめぐみ 第2シーズン開始!
2016/09/15
 8月より「漢方のめぐみ」コーナーは、パーソナリティ

が、北川恵さんから堀あやめさんに交代されました。それ

で、「漢方のめぐみ」も第2シーズンと称して、漢方初心

者の堀あやめさんやリスナーの初心者の方でもわかるよう

な内容にしていきたいと思います。



 とりあえず、漢方というのは、漢方薬を飲ませる事を主

眼点に置くのではなく、漢方の考え方により日常生活の生

活習慣を見直すことで、病気の予防やいろんな症状の軽

減、そして命を守ることを目的にしています。



 その中でも、早寝早起きの生活習慣、1日1回の散歩など

による歩くこと、バランスのいい食事、などを心がけてい

ただくと、健康な生活の近道になると思います。



 特に、生活習慣病などにかかられている方は、お医者さ

んで出されている薬も大事だと思いますが、実際は、その

副作用もありますので、それを緩和する漢方薬やサプリメ

ントの活用、そして、食事を中心とした生活習慣の見直し

が必要になってきます。



 漢方の考え方は、東洋哲学に立脚したもので、陰陽五行

や気血水の理論からなりたっています。それは、身体のバ

ランスをとることにより、ある種の免疫を活性化して、自

律神経やホルモンのバランスを正常化していきます。


 そこが西洋哲学に立脚された西洋医学とは、一線をかく

しています。手術などの外科的領域は、西洋医学の範疇で

すが、内臓の病気、内科、胃腸科などの疾患は、漢方(東

洋医学)のほうが向いていると感じられます。



 これからも、漢方の奥深さと、生活習慣の大事さを伝え

ていきますので、「漢方のめぐみ」そしてモチヅキ薬局を

よろしくお願いいたします。

漢方のめぐみ(27)ダイエット
2016/05/16
 カロリーコントロールと適度な運動が必要であること

は、ラジオの放送でも話させていただきましたが、そんな

に簡単なものでは無いと思います。

 
 漢方では、脂肪肥りに「防風通聖散」、水肥りには「防

已黄耆湯」、かた肥りには「大柴胡湯」、と言われていま

すし、防風通聖散はかなりポピュラーになってきました

が、3ヶ月飲み続けてダイエットできない場合は、効き目

が無いと判断していいでしょう。


 最近のダイエットでは、消費カロリーを増やすことに注

目されています。ストレスや激しい運動により、摂取カロ

リーが増えることには一番注意していただかないといけな

いのは前提条件として、消費カロリーを増やすには、漢方

的には、内臓の機能、特に消化器(胃腸)が正常に働かす

ことが重要になってきます。


 ストレスが溜まって消費カロリーが落ちている人は、加

味逍遥散や温胆湯などでそのストレスを軽減することが必

要です。

 老化による消費カロリー低下の方は、補腎薬、たとえば

霊鹿参、亀鹿仙などを服用して老化予防が必要です。

 ホルモンの乱れや自律神経の乱れからの消費カロリー低

下は、お医者さんを一度受診されたほうがいいと思います

が、加味逍遥散や婦宝当帰膠などの漢方薬やワタナベオイ

スターなどのサプリメントをお勧めいたします。


漢方のめぐみ(26)きれいな肌
2016/05/16
 きれいな肌になる為には、日頃のお肌のお手入れが重要

なことはあたりまえであるが、漢方的に考えると、口から

入るものをチェックすることが重要になってきます。


 肌の荒れは、動物性のタンパク質、牛肉などを摂りすぎ

の方にはよく見られますが、緑黄色野菜やクロレラなどの

緑の物を摂る事が大事です。それに、紅沙棘(ホンサー

ジ)という漢方サプリメントがお勧めです。


 肌の張りや潤いに関しては、一般的にヒアルロン酸やコ

ラーゲンなどが有名ですが、漢方的には副腎の働きを高め

る必要があり、霊鹿参や亀鹿仙などの補腎薬や、艶麗丹な

どのサプリメントがお勧めです。

漢方薬と西洋薬についての考察
2016/03/12
 あくまでも、私見であるのですが、・・・

 最近、漢方薬を過大解釈をされている方が多く、

癌でも生活習慣病などが、西洋医学(お医者さん)

でも治らない場合でも治る、というようなことを売

り文句にしている場合が多いです。

 もちろんサプリメントやお茶のたぐいまで、売る

ための論理がまかり通っていることも多く見られま

す。

 ここで、西洋医学と東洋医学(漢方)の役割をち

ゃんと理解していただく事が必要になります。



 まず病気を治す医学が西洋医学で、治療や投薬が

基本です。だから、毎日同じ時間に痛みなど症状が

現れたり、ある種の不快感や不眠、ストレス、疲れ

が取れない場合は、必ず病院に行って、検査を受け

て診断を仰いだほうがいいです。

 もちろん、その結果に納得できない場合は、セカ

ンドオピニオンとして別の病院にかかることも必要

です。


 東洋医学、漢方薬は、いろんな症状の緩和をはか

ることができ、肩こり、痛み、下痢、便秘、咳など

の症状を緩和する場合に使われます。

 病院で出る薬は、病気を治すことに用いられるの

で、症状の緩和には向いてないものや、副作用が出

てくるものもあるので、病院で受診して薬を出され

て症状が改善しない場合には、漢方薬を活用しても

いいと思います。


 ただ、漢方薬は出される病院や薬局の先生の実力

や主観が左右するので、服用して1週間以内に症状の

緩和が見られない場合は再度相談されたほうがいい

でしょう。


 ある漢方薬は、命を守る為に使われることがあ

り、癌治療や心臓や脳の病気で病院にかかっている

方が飲まれています。

 漢方薬は、体質改善に使われると言われてます

が、それはかなり難しいことで、どちらかというと

体質改善には、食生活を含めた生活習慣をいい方向

に変えることのほうがよりよい結果がでると思われ

ます。食生活を変える時には良質なサプリメントも

有効です。



 結論としては、病気の疑いがあれば必ず病院に行

き検査診断をしてもらい、セカンドオピニオンにも

必ず検査診断していただく。

 症状の緩和と命を守る為には漢方薬を使い、体質

改善をする時には、生活習慣を変えることが重要

で、補助としてサプリメントを使う。

以上が大事です。

 最後に、インターネット上には、間違った情報が

多いので気をつけてください。

 特に、ある種の漢方薬やサプリメントは販売の為

の強引な理論武装もしてありますので、要注意で

す!

漢方のめぐみ(25)花粉症、アレルギー症状
2016/03/07
 先月ぐらいから花粉が飛びだしている感がありま

すが、昨日からの陽気が、花粉の飛散を激しくする

きらいがあります。

 今日の放送の「漢方のめぐみ」では、リスナーの

方の質問である口内炎についてお話させていただき

ましたが、ここでは花粉症の対策について書かせて

いただきます。



 鼻水やかゆみなどのアレルギー症状の軽減には、

お医者さんでも処方される前の夜に飲んで次の日、

一日大丈夫な抗アレルギー薬が良好だと思います

が、その予防に関しては、漢方薬やサプリメントが

よく使われます。



 「衛益顆粒」という免疫を調整してくれるもの、

細胞を安定化してアレルギー反応を起こさせない

「シベリア霊芝」などが予防としては良く使われま

すが、「ワタナベオイスター」と「霊鹿参」の合わ

せ技もいいでしょう。



 アトピー性皮膚炎に関しては、「五行草茶」や

「グロスミン源液」そして。「瑞花露クリーム&ロ

ーション」などがお勧めです!

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