漢方薬と西洋薬についての考察
2016/03/12
 あくまでも、私見であるのですが、・・・

 最近、漢方薬を過大解釈をされている方が多く、

癌でも生活習慣病などが、西洋医学(お医者さん)

でも治らない場合でも治る、というようなことを売

り文句にしている場合が多いです。

 もちろんサプリメントやお茶のたぐいまで、売る

ための論理がまかり通っていることも多く見られま

す。

 ここで、西洋医学と東洋医学(漢方)の役割をち

ゃんと理解していただく事が必要になります。



 まず病気を治す医学が西洋医学で、治療や投薬が

基本です。だから、毎日同じ時間に痛みなど症状が

現れたり、ある種の不快感や不眠、ストレス、疲れ

が取れない場合は、必ず病院に行って、検査を受け

て診断を仰いだほうがいいです。

 もちろん、その結果に納得できない場合は、セカ

ンドオピニオンとして別の病院にかかることも必要

です。


 東洋医学、漢方薬は、いろんな症状の緩和をはか

ることができ、肩こり、痛み、下痢、便秘、咳など

の症状を緩和する場合に使われます。

 病院で出る薬は、病気を治すことに用いられるの

で、症状の緩和には向いてないものや、副作用が出

てくるものもあるので、病院で受診して薬を出され

て症状が改善しない場合には、漢方薬を活用しても

いいと思います。


 ただ、漢方薬は出される病院や薬局の先生の実力

や主観が左右するので、服用して1週間以内に症状の

緩和が見られない場合は再度相談されたほうがいい

でしょう。


 ある漢方薬は、命を守る為に使われることがあ

り、癌治療や心臓や脳の病気で病院にかかっている

方が飲まれています。

 漢方薬は、体質改善に使われると言われてます

が、それはかなり難しいことで、どちらかというと

体質改善には、食生活を含めた生活習慣をいい方向

に変えることのほうがよりよい結果がでると思われ

ます。食生活を変える時には良質なサプリメントも

有効です。



 結論としては、病気の疑いがあれば必ず病院に行

き検査診断をしてもらい、セカンドオピニオンにも

必ず検査診断していただく。

 症状の緩和と命を守る為には漢方薬を使い、体質

改善をする時には、生活習慣を変えることが重要

で、補助としてサプリメントを使う。

以上が大事です。

 最後に、インターネット上には、間違った情報が

多いので気をつけてください。

 特に、ある種の漢方薬やサプリメントは販売の為

の強引な理論武装もしてありますので、要注意で

す!

漢方のめぐみ(25)花粉症、アレルギー症状
2016/03/07
 先月ぐらいから花粉が飛びだしている感がありま

すが、昨日からの陽気が、花粉の飛散を激しくする

きらいがあります。

 今日の放送の「漢方のめぐみ」では、リスナーの

方の質問である口内炎についてお話させていただき

ましたが、ここでは花粉症の対策について書かせて

いただきます。



 鼻水やかゆみなどのアレルギー症状の軽減には、

お医者さんでも処方される前の夜に飲んで次の日、

一日大丈夫な抗アレルギー薬が良好だと思います

が、その予防に関しては、漢方薬やサプリメントが

よく使われます。



 「衛益顆粒」という免疫を調整してくれるもの、

細胞を安定化してアレルギー反応を起こさせない

「シベリア霊芝」などが予防としては良く使われま

すが、「ワタナベオイスター」と「霊鹿参」の合わ

せ技もいいでしょう。



 アトピー性皮膚炎に関しては、「五行草茶」や

「グロスミン源液」そして。「瑞花露クリーム&ロ

ーション」などがお勧めです!

漢方のめぐみ(24)風邪、インフルエンザ
2016/01/20
 12月に放送で話させていただきましたが、その時

は暖冬でインフルエンザ等が流行っていなかったで

すが、1月半ばを過ぎ、かなり冷えてきましたせい

か、インフルエンザ流行の兆しを見せ始めました。



 耳がタコができるほど、世間では、マスク、うが

いの励行が叫ばれてますが、それだけではインフル

エンザや風邪を予防することはできません!


 一番大事なのは、放送でもお話させていただいた

とおり、規則正しい生活習慣をちゃんとして、身体

を疲れさせないことです!



 年末年始は、忘年会新年会など飲む機会も増える

時節ですが、いくら遅くても11時までには帰り、お

風呂に入り温まり、ぐっすり寝ていただくことが大

事になります。

 いくらストレス解消の会でも、遅くまで起きてい

たり飲んだりすることに関しては、疲れがたまり、

インフルエンザや風邪にかかりやすい状態になりま

す。



 予防法としては、外に出る前に、葛根湯や天津感

冒片などの漢方薬を飲んでおくことも重要です。

のどがおかしくなってきたり、周りの人が咳き込ん

でいる場合は、すぐに板藍のど飴をなめると予防で

きます。さらに、家に帰ってから、板藍茶でうがい

することも大事です。



 かかってしまったと感じたら、病院に行く前に、

牛黄やグロスミン源液と液体風邪薬の併用でこじれ

るのを防ぐことができます!

 

漢方のめぐみ(23)増血、元気、ウォーキング!
2015/11/17
 血液が増えると元気がでるが、その一因になって

いるのがウォーキングである。


 鉄分の摂取が貧血にはいいとされているが、実

は、亜鉛のほうが向いています。それは、牡蠣肉エ

キスにたくさんふくまれています。

 魚でも刺身を食べるのではなく、一匹すべてを食

べるほうが良くて、アジやサンマなどが適していま

す。肉では、赤身や脂肪の部分より臓物系、ホルモ

ンなどが血液を増やすには適しています。



 運動では軽いウォーキングやワンちゃんの散歩な

どで筋肉を動かすと、身体の中に溜まった毒素を解

消する働きがあると言われている。

 さらに、空気のいい場所では、肺での二酸化炭素

と酸素の交換がうまく行われ、キレイな血液が全身

をめぐり、よりいっそう元気になります。

 ウォーキングや登山などをすると、食べるものが

おいしく感じられると思いますが、栄養素がより吸

収され血液が増えてきます。



 漢方薬では、婦宝当帰膠や当帰芍薬散、サプリメ

ントでは、ワタナベオイスターが使われます。

 さらに、疲れを取りたい場合は、鹿茸製剤の霊鹿

参などを加えるとより効果がでます!

漢方のめぐみ(22)瘀血(おけつ)
2015/10/20
 加齢、ストレス、疲労などで、血液が流れにくく

なるのが瘀血(おけつ)と呼ばれている。そして、

肩こり、頭痛、身体の痛みなどの原因になってい

ることが多いです。



 最近、病院でも、血液サラサラの薬がよく処方さ

れているが、この分野に関しては、漢方薬のほうが

より効き目が確認されている。



 代表的なのは冠元顆粒という処方であるが、血液

を流す丹参(たんじん)という漢方薬を主薬として

いるが、生活習慣病などで、お血の症状が出ている

人にもよく使われています。



 脳血管の血流を促進するのは、牛黄という漢方薬

で、切れた微小血管のバイパスを作る力があるとい

われていて、脳梗塞などの後遺症にもよく用いられ

ます。



 血液そのものが汚くなっている場合には、グロス

ミンというクロレラ性サプリメントが使われること

が多く、皮膚が荒れている場合には最適である。



 上記の、冠元顆粒、牛黄、グロスミン、以外に

は、自律神経の乱れからお血の症状が出ている場

合は、加味逍遥散などの漢方薬もよく使われます。

漢方のめぐみ(21)夏の疲れ
2015/09/29
 涼しくなってくると、夏の疲れがドッと出てきま

す。朝起きても寝た感じがなかったり、昼ごはんを

食べてから睡魔に襲われたりと、すっきりとしない

日々が続きます。

 のどがおかしくなったり、アレルギーが出てくる

のもこの時期で、肺を中心として、肝腎の機能を補

わないといけません。


 漢方薬では、牛黄、鹿茸、人参を中心とした滋養

強壮剤を第一に服用することをお勧めいたします。

 例えば、霊黄参、霊鹿参、にサプリメントのワタ

ナベオイスター、サメミロンを加え、グロスミン源

液で服用すると、すぐに夏の疲れは解消します!


 さらに、基本的な生活習慣を見直し、早寝早起き

、毎日の散歩、まめな気分転換をはかることも重要

になります。

  食生活では、炭水化物、糖分、油分を控え、毎

日、野菜3品、たんぱく3品、乳製品3品の9品を

摂るようにこころがけてください!


漢方のめぐみS自律神経
2015/08/24
 よくお医者さんで「自律神経が乱れてるね」と言

われる事が多いですが、なかなかその意味がわから

ないことが多いです。

 そもそも自律神経というのは、交感神経と副交感

神経の二つの神経のことを言い、その神経のスイッ

チがうまく切り替わることで、日常生活がうまく円

滑に行われることになります。

 交感神経は、起きている時の神経の働きのことを

言い、アドレナリンという物質が分泌されて働きま

す。副交感神経は、寝ている時の神経の働きのこと

を言い、アセチルコリンという物質が分泌されて働

きます。

 その神経の働きに異常があると、起きてる時に眠

くなったり、寝ている時にすぐ起きたり眠れなくな

ったり、気力がなくなったり、内臓の機能にまで影

響を与えてしまいます。

 ただ、お医者さんに行っても、原因不明だった

り、なんとなく治ってしまったりと、病気だと確定

することにはならないので、治すのにはいろんな方

法を考えないといけません。

 薬を飲むことより、楽しいことをしたり、旅行に

行ったり、気分転換することにより治ることも多く

見られます。

 漢方薬では、加味逍遥散が日本人には向いてる処

方と考えられますが、ワタナベオイスターなどのサ

プリメントでも治ることが多いです。

 どうしようもない症状には、その症状によって使

う漢方薬やサプリメントが変わってきますので、相

談してください!

漢方のめぐみR夏の疲れ解消法!
2015/07/27
 台風の影響か、今の暑さは例年より、身体に対す

る影響がきついような気がします。

 夏で暑くなると、冷たいものの飲みすぎ食べすぎ

で、胃腸の消化吸収機能が低下して、栄養が体内に

入りにくく、栄養不足により疲れが溜まってしまい

ます。

 さらに、他の季節に比べて、エネルギーが多く消

費してしまうことが多く、それも疲れが溜まる要因

になっています。


 冷えでの胃腸機能の低下は、漢方的には「脾虚」

と呼ばれ、朝鮮人参などの配合された漢方薬がよく

使われます。

 さらに、「陰虚」という症状、血や水が少なくな

り肝機能や腎機能の働きが低下した状態、が見られ

るようになり、それには、鹿茸、反鼻(まむし)な

どの動物性生薬が多く使われます。


 鹿茸と紅参(朝鮮人参を調整して赤くしたもの)

の配合された「霊鹿参」と「ワタナベオイスター」

の服用が一番お勧めです。

 ただし、下痢や胃痛などを伴う場合は、牛黄の

配合された「霊黄参」や「感応丸」を加えるとい

いでしょう!

漢方のめぐみQ夏の風邪
2015/07/07
 夏の風邪は、ウィルスや菌に感染されることより

も体調不良が原因になっている場合が多いので、風

邪の症状が続いている場合は、すぐに病院に行っ

て、検査を受ける必要があります。


 冷たいものの食べすぎで、下痢や発熱やのどの

痛みが出てる場合は、冷たいものを控えて、牛黄

をすぐに服用するといいでしょう。

 下痢の症状が続いて、身体のだるさも感じられ

る場合は、グロスミン源液に霊黄参や救心感応丸

を服用するといいでしょう。


 夏風邪は、病気につながることが多いので、風

邪ぐらいと思わずに、医師の診断や検査も必要と

思われますし、高貴薬の牛黄は必ず服用していた

だきたいと思います!


漢方のめぐみP水虫
2015/06/23
 水虫は、カビの一種で、皮膚の表面が温かくて湿

気があり、空気の通りが悪い場合に発症することが

多いです。よって、水虫を治したり予防するには、

皮膚の表面を冷やし、湿気を取ることが必要になっ

てきます。

 漢方的に考えると、皮膚の表面の温度を下げる

には、汗を発生させる解表薬を控え、緑黄色野菜

などで身体の内部を冷やすことが必要になってき

ます。

 それ以外には、ストレスが身体の内部の温度を

上げるようですので、ストレスを控えたり、身体

を熱くする脂肪や動物性タンパク質を控えること

も水虫の予防に必要かもしれません。

 現実的には、靴下を控えたり、綿のものにした

りして、風通しをよくすることも必要で、さらに、

まめに足を洗って乾燥させることも大事です!


 ひどい水虫に関しては、水虫の薬だけでなく、

スクアレンの液体を塗布すると早く治ります。

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