西洋医学は西洋哲学に立脚した医学ですが、漢方(中医学)は、東洋哲学に立脚しています。たとえば、菌やウィルスなどが入ってきたり、癌などの腫瘍ができた場合に、西洋医学は、それらを攻撃して無くそうとします。しかし必ず副作用が存在します。漢方(中医学)の場合は、菌、ウィルス、腫瘍などのまわりの細胞や組織を強化することにより、それらを大人しくさせる方法を取ります。副作用もほどんど存在しませんが、急性症状には対応が難しい場合が多いです。
つまり、漢方(中医学)というのは、身体と病気とのバランスをうまく取ることによって、病気の症状を軽減することを始めの目標にしている事が多いです。
漢方処方も、様々な原料生薬の組み合わせによって成り立ってますし、症状によっての加減法も使われる事もあります。微妙なバランス感覚の上に成り立っているといっても過言ではないと思われます。
生活習慣の中でも、食生活に関しては、いろんな栄養素のバランスをとる事により健康を保つ事ができますし、対人関係もいいバランス感覚でこなし、ストレスを貯めないようにすることも健康には大事なことだと感じます。
自分の心身や生活習慣をかえりみた時に、バランスの悪い部分が病気に繋がっている事もありますので、ご注意してください。
自分自身ではバランスの悪い部分がわからない場合は、ご相談ください!
|