アトピー性皮膚炎!
2007/07/11
 アレルギーによる皮膚炎のことであるが、遺伝で
子供のときから発病することが多い。

 その場合は、0歳児からでも、クロレラなどを
飲ませることが多い。3歳ぐらいになると、玉屏
風散などの漢方薬などを加える。

 子供の頃からじゃなくて、突然、黄砂や紫外線
などで発病することがあり、その場合も上記の方
法や、いろんな漢方薬などが入った塗り薬を併用
する。

 もちろん、赤味の強い人には、炎症を抑える漢
方薬も併用する。

 根気よくすれば、1年でよくなるので、是非、
試してほしい方法である!

二種類の咳!
2007/07/09
 前にも書いたと思うが、咳には2種類ある。

 風邪などのときに、細菌やウィルスにより肺が
弱ってでる普通の咳。
 
 これは、普通の咳止めで治る!

 もうひとつの咳は、身体が弱ってきた時にでる
咳、これが咳止めでも効かないし、しつこい!

 そんな場合は、心臓の働きを含めた内臓の働きが
落ちている時に起こりやすいので、弱い部分を補っ
てあげないと治らない!

 咳を軽く考えないほうがいい!

陰陽について!
2007/07/04
 漢方では陰陽という考え方がある。

 陰というのは字の通り、かげの部分、そして
陽というのは、ひなたの部分、と解釈できる。

 しかし、漢方の陰陽は、ちょっと違った解釈を
されている。

 世の中に存在するすべての事に関して、陰陽に
というフィルターで通して考えられている。

 人間の身体について考えてみると、・・・。

 たとえば、身体の内部の見えている部分、血や
体液や臓器のことは、陰と考え、見えない部分、
その働きや機能に関しては陽と考えられている。

 また、日の出から日没までを陽、日没から日の
出までを陰と考えられているので、朝から調子の
悪い時は、陽の不足、夜に調子の悪いのは陰の不
足とも考えられている!

 簡単に考えると、朝に体調の悪い人は、機能が
働いてない場合が多く、夜に体調の悪い人は、
臓器そのものに問題がある場合が多い!

 調子の悪い時期によって使い分けるのが、漢方
の投薬の考え方で、それができないと効かない事
が多い!

 陽の不足の場合は、主に人参や牛黄を使い、
 陰の不足の場合は、主に鹿茸や地黄を使います!

 

気を上げる漢方薬2
2007/07/02
 昔と比べて、気というか精神的なことが病気に
繋がっていると認識されててきた。

 肉体的疲労なら、休んだり疲労回復の強壮剤を
飲めばなんとかなるんだが、精神的疲労たとえば
ストレスを取るには、単なる薬だけでは難しい!

 十人十色いろんな要因があり、カウンセリング
の仕方も変わってくる。そこに、どんな漢方薬を
飲めばいいのかも変わってくる!

 では、どうすればいいのか?

 漢方薬以外での、気を上げる方法は、単純作業
しかない。何も考えずに、家事をすることをお勧
めいたします。

 例えば、掃除、草刈り、後片付けなどの、後で
綺麗になったなあ〜とすっきりするものがいい!

 現代人は文明の進歩とともに、邪魔くさいこと
とか、単純に身を使って働くことを、おろそかに
することが増えてきた。

 一番、大事なのは、綺麗にすること!

 そして、その上に、皮膚を綺麗にする漢方薬を
合わせれば、なお、効果がある!

気を上げる漢方薬1
2007/06/27
 気というと見えないものだが、やる気、根気、元気
など、精神的な部分に関与している。

 漢方的には、脾気といって、胃腸の消化吸収機能
のことを指す場合もある。

 5月病の時にも書いたが、その気を出す為には、
日本人には、朝鮮人参が一番用いられる。

 ただし、配合されている場合が多い!

 朝鮮人参は、単味では、血圧を上げる場合がある
から、血圧の上がらない竹節人参にする場合も多い。

 この人参と相性のいいのは、動物漢方薬の牛黄で
この二つが入っている漢方薬が、まず選択される!

 さらに、香りのいいアロマチックな漢方薬、例え
ば「せり科」の物も合わせて用いられる!

 とかく、日本ではせり科の漢方薬は、血の道や
婦人病、増血に使われることが多いが、実は、その
香りには、気を上げるものが多い!

 せり科の特有のあの香りが、気をあげることが多
いので、つとめて、食事にも、使われることをお勧
めいたします。

 食事以外での気を上げる方法は、次回に書いてみ
ようと思う!

 

血流と身体の柔軟さ!
2007/06/25
 病気にならない身体に必要なのは、血流をよくする
ことと身体を柔らかくすることだと感じる。

 生活習慣病などは、ほとんどのかたが血の流れが
悪く、さらに身体が硬い。

 特に、漢方の世界でも、重要視されていることは、
まず、補腎、活血、理気、と考えられている。
 
 つまり、疲れを貯めないようにして、血液をちゃん
とながし、消化吸収をよくすることである。

 綺麗な血液を造り、脳にそれを送りこむことが
重要で、それには、鹿茸、丹参、牛黄、人参など
が主に、用いられる!

高血圧!
2007/06/23
 日本人の3割から4割が、高血圧だと言われている
が、生活習慣病の典型的な病気であると思われる。

 漢方的には、血熱を冷ます方法か、血の流れを
よくする方法が取られる。

 前者は、牛黄、後者は、丹参を配合されたものが
よく使われる!

 お医者さんにかかられいる方は、何種類かの薬を
飲まれていると思うが、逆に下げすぎる傾向があり
脳梗塞になる場合もあるので、気をつけてください。

 ストレスや過労や過食も血圧を上げる要因なので、
生活習慣も見直すことも重要である!

便秘!
2007/06/21
 この梅雨の時期には、どういうわけか便秘が多い。

 便秘には、センナ、大黄という漢方薬がよく用いられる。センナに含まれるセンノサイドや大黄に含まれ
るアントラキノン配糖体が、腸管の運動を盛んにして
便を出すようにしている。

 しかし、連用により効かなくなることがよく見られ
る。よって、他の腸を潤す作用のあるような漢方薬が
一緒に使われる。

 消化吸収がうまく行われないと便秘になり易いので
それも重要なポイントになる。

 いろんな便秘薬が、各社から出ているが、自分に
合うものを調合してもらったほうがいい。

 便秘が続くと大腸の病気に繋がるので、注意をして
いただきたい!

朝からだるいのは?
2007/06/20
 もちろん、睡眠不足などにもよるが、朝からやる気
がないのは、漢方でいう「気」の不足からくる。

 この「気」というのは、わかりやすく言うと、
臓器の機能が落ちている、特に胃腸の機能低下に
よってみられることが多い。

 ストレスもこの「気」を低下させてしまうが、
ストレスは「血」の流れに関与している。

 
 漢方の考え方で、「気血水」という考え方があり、
「気」と「血」と「水」が相互に絡み合って、影響
を与えていると考えられている。


 詳しい事は、また、別の機会に書きますが、朝か
ら気力のない場合は、「気」を上げる漢方薬の服用
をお勧めいたします。

心臓の寿命!
2007/06/18
 血液を肝臓から吸い上げ、脳や全身に送り込む
ポンプの役割を担っているわけだが、約80年か
ら100年は持つようにできているようだ。

 ただし、機械の振動にさらされているとその寿命
が、短くなる。耕運機、草かり機、チェーンソーな
どの動力で動くものを常に使っていると、心不全に
なる確立が高い!

 もちろん、トラックなどの車に常に乗っている運
転手も、その傾向がある。

 心臓移植の外科的な方法もあるが、ほとんどの人
は、自前の心臓を大切にして欲しいと思います。

 漢方薬では、牛黄や麝香などの動物漢方薬をその
場合にはよく用いられます!

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