薬の効かない人!
2007/10/11
 病院で出る薬であろうが、薬局で出る漢方薬等であ
ろうが、薬の効かない人がいる!

 薬が代謝して薬効を発揮する所まで行かない人が、
現実に存在する。胃腸の消化吸収機能の悪い人は、薬
の代謝も悪いと考えられるが、それだけでは説明のつ
かない人もいる。

 ストレスが溜まっている人は、肝臓の働きが悪くな
り、それによって薬の解毒もできないで、副作用など
が強く現れる人もいる。

 それで、本当の薬理作用が妨げられているような
場合もある。


 とりあえず薬が効かない時に、薬の作用が弱いとか
効き目が悪いとか考えるよりも、体調や身体の機能
低下などの要因も考えるべきである。

 もちろん、見当違いの薬も出ていることが多いので
それも気をつけてください!

風邪!
2007/10/09
 今年、初めての風邪の流行がやってきました。

 急に冷えたせいもあるでしょうが、下痢が続いてい
るようなお腹にくる風邪も出てきています。

 まず、冷えが原因の風邪なら、葛根湯なんですが、
この時期は身体の機能低下があるものですから、牛
黄などを加えるのが必要になります。

 下痢が続いている場合には、単なる風邪薬を使わ
ないで、人参などで胃腸を暖める必要があります。

 喉の痛みを伴う場合には、漢方薬では、桔梗石膏
や板藍根を使う場合が多いですが、喉に牛黄をたら
すと早く効きます!

抑肝散!
2007/10/03
 最近の精神的な病気一般に、「抑肝散」が最近は
使われることが多くなってきた。

 これは、昨年のメタボに「防風通聖散」という仕
掛けと一緒で、短絡的漢方ブームを作ろうという動
きと一緒である。

 効き目が有る無しにかかわらず、お医者さんでは
難しい領域を漢方でなんとかしようという考えから
出てきたもんであるが、まったく効き目がないとは
言い切れない。

 抑肝散の効能書きには、

 虚弱な体質で神経がたかぶるものの次の症状;
神経症、不眠症、小児夜なき、

 こう書いてある。

 構成生薬からは、精神的な領域に作用するものも
入っているが、自律神経のバランスをよくするもの
がほとんどである。

 うつ病や痴呆症にも使われることがあるが、すべ
ての症例に効くものではないから、相談されるべき
であろうと思われる!

まだ、残暑?
2007/10/01
 今年のこの暑い夏から秋は、心臓の負担が大きい。

 ここ何日か、朝夕が涼しくなってきたので、疲労や
痛みが出てきている。

 血液の循環をよくすることと、新陳代謝をよくする
ことを心掛けて欲しい。もちろん、あまり冷たいもの
を食べたり飲んだりするのもいけない。

 この時期は、胃腸を暖める漢方薬をよく使う。そし
て、心臓の働きをよくしたり脳の血流改善の漢方薬を
使う。

 さらに、食べ物があまり喉を通らない人の為には、
栄養剤的なサプリメントを使います!

湿疹!
2007/09/21
 かゆみのあるもの、赤いもの、湿疹にはいろいろ
ありますが、その原因は、かなり奥が深いところに
あります。

 もちろん遺伝(DNA)がからんでいるものも多いで
すが、疲労、ストレスによって引き起こされたもの
もあります。

 そして、一番気になるのは、生活習慣によって引
き起こされるものが、最近は非常に多くなってきて
います。

 バランスの悪い食生活やマンションなどの湿気の
多い住環境、そして、夜更かしなどによる睡眠不足
やゲーム等パソコン携帯電話による目の疲れなども
原因になってます。

 湿疹は生活の乱れからです!

暑さによる胃腸障害!
2007/09/18
 まだまだ、続くこの暑さ。朝夕はちょっと涼しく
なったが、昼間は外に出ると地獄!

 とりあえず、心地の良い風に当たって、水分を取
って、ゆっくりしていただくのが賢明である。

 この時期に、食欲がなくなったり、食べても美味
しくなかったり、消化しなかったりする場合が多い
が、無理やり食べるのは控えていただきたい。

 お腹が空いた時に、少量多品種のもの、例えば幕
の内弁当や懐石料理などがベストである。

 そして、胃腸の機能をよくする人参などの入った
漢方薬と、肝機能が落ちている場合の為に、肝臓に
いいと言われているサプリメントを一緒に服用する
ことをお勧めいたします!

甲状腺関連の病気。
2007/09/13
 この病気になる人の多くは、耐えられないストレス
と戦っている人が多い。というか、ストレスの解消が
自分自身で出来ない人かもしれない。

 癌にもつながるので、気をつけて欲しい!

十分な睡眠!
2007/09/11
 十分な睡眠をとる為には、夜にぐっすり眠ることが
必要で、それには漢方的には二つの方法がある。

 まず第一は、自律神経の切り替え、つまり、昼と
夜の切り替えがちゃんとできることが必要で、それ
には、加味逍遥散などを使う事が多い。

 第二には、身体の臓器がちゃんと働いてもらうこ
とが必要で、その方法は、心、肺、脾、肝、腎の五
臓のどこを補うかで、違ってくる。

 さらに、栄養素の何かが不足してもその臓器の働
きは低下する。

 よって、臓器の機能を助ける漢方薬といろんな栄
養素の入ったサプリメントを使う。

 

 

飲んではいけない薬シリーズ4
2007/09/07
 抗生物質。

 風邪や感染症などで、常に出る薬であるが、
一般的に2日までで十分である。

 続けて飲む必要がない薬である!

 さらに、身体に合わない抗生物質を飲むと、
副作用が必ず出るので、一度飲んで調子が悪く
なったら、

 出した薬局に行って、その事を言って、お医
者さんの指示を伺う必要がある。

 

飲んではいけない薬シリーズ3
2007/09/06
 精神安定剤や睡眠導入剤。

 飲むと気持ちが落ち着いたり、眠りに誘うが、
だんだんレベルがあがり、麻薬みたいになる場合
がある。

 根本的な症状を改善してくれることはなく、
余計に精神症状が悪い方向へ進む。

 簡単に処方される所に問題があるが、・・・。

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