冬の漢方薬の定番!
2007/11/02
 とりあえず、風邪に引かないようにする為に、冷
えから身体を守ることが必要になってきます。

 冷えると、血行不良や新陳代謝が悪くなります。

 よって、身体を暖める漢方薬や内臓の機能を補う
漢方薬が主流になります。

 もちろん、人や場所によってもその内容が若干、
違うことがありますが、「牛車腎気丸」と「当帰
四逆加呉しゅゆ生姜湯」を飲まれる事が多いです。

 胃腸の弱い方は、「補中益気湯」「六君子湯」
を使われる場合が多いですが、暖める力が弱いの
で、注意してください。


 もっと、暖めなければいけない場合は、動物漢
方薬の「鹿茸」や「牛黄」を使い、さらに「人参」
を加える場合もあります!救心製薬の「霊黄参」
「霊鹿参」がお勧めです。


 余談ですが、ビタミンEやCの服用も、風邪の
予防には役にたつので、第一三共の「ビトンハイ」
がお勧めです。

不祥事!
2007/10/31
 世の中、不祥事が吹き荒れている。

 人間は、追い込まれると、とんでもない行動に走る
のは、今回のいろんな出来事で証明できる。

 根本的な倫理観や道徳観の欠落や、人生哲学のない
生き方が、根本的な原因かもしれない。

 戦後の教育が、間違った方向に進んだ結果とも考え
られる。

 漢方的に考えると、心の迷いは身体の迷いと考えら
れるので、どこか、身体に悪い所をかかえている人が
精神的にも追い込まれる事が多い。

 
 人間は身体と心の両方のバランスの良さが、健康の
秘訣といえるので、気をつけていただきたい!

精神安定剤!
2007/10/27
 精神安定剤や睡眠導入剤を飲んでいる方は、ずっと
飲んでると、身体にはあまり良くないです。

 そこで、それに代わる漢方薬等があります。

 ただし、人によっては処方が変わりますので、相談
してもらってからになります。

 原因としては、身体に十分な栄養素が足りなくて、
貧血の方や、血流が悪く筋肉自体が硬くなって、凝り
のある方や、自律神経のコントロールができない方が
多いです。

 精神安定剤を飲んでる方は、内臓も悪くなっている
場合がありますので、気をつけてください!

 

漢方薬の原料の良し悪し2
2007/10/24
 そこで、メタボに防風通聖散、を始めとして、漢方
ブームをマスコミを使ってメーカーが起こしました。

 ブームですから、すぐに売れは落ちましたが、かな
りの生薬が消費されました。柳の下じゃないけど、味
をしめて、メーカーが別の処方の漢方薬ブームを作ろ
うとしています。

 よって、原料生薬の需要増加と中国からの供給不足
で価格は高騰するとおもわれます。

 そして、さらに、品質は落ちると思われます。

 これから、他の商品と同じで価格の上昇が見られる
と思いますが、品質がよくなったわけではないので、
本当に効く、そして、自分に合った漢方薬を見つけて
いく必要があります。

 中国漢方と称したいろんな漢方薬は、それぞれのメ
ーカーは、品質等は大丈夫と、やっきになって広報し
ていますが、情勢から鑑みて、原料の品質低下は明ら
かでしょう。

 これも、内容の吟味が必要です!

 



 






漢方薬の原料の良し悪し1
2007/10/23
 最近、中国の食品が問題になっているが、漢方薬の
原料はどうでしょうか?

 漢方薬の原料は生薬と呼ばれています。

 昔は、生薬は、外貿(輸出)と内貿(国内流通)と
いうものがあって、良品を外貿にまわして外貨獲得を
していました。

 最近は、中国も富裕層が増え、いい漢方薬を飲みた
いという人も増え、いい物が日本には入って来にくく
なってきた現実が出てきました。

 いい物を手に入れるには、価格が高くなったことは
いうまでもありません。

 ところが、日本のメーカーが、高い生薬で高価な良
質の漢方薬を作ることより、安価なサプリメントに移
行したのはいうまでもありません。

 安かろう悪かろう、しかし、広告宣伝でカバーする
広告代理店手法です。でも、生薬の輸入商社もメーカ
ーも、生き残る為にその方向に一気に進みました。

 それで、日本の生薬の価格は、需要が落ち供給が減
っても、そんなに価格高騰は起こりませんでした。

 だから、価格だけで良質の漢方薬を見分けることは
非常に難しくなってきたのも事実です。

 後は2につづく。

 

秋から冬に!
2007/10/19
 だんだんと涼しくなっていくこの季節も、特に心臓
や脳の病変が現れてくる。

 血液の流れが悪いことが第一の原因であるが、肝臓
からの血液がストレスによって、心臓に流れこまない
こともその要因になっている。

 その場合は、動悸や息切れ、胸のあたりの痛みも
出てくる。これは、注意信号である!

 牛黄のような心臓や脳の血流をよくするものに、
肝臓から心臓へ血液を送り込む漢方薬やサプリメント
が必要になる。

健康で長生きの秘訣!
2007/10/17
 健康で長生きする為の医学が、漢方医学である。

 病気を治すのが医学であるが、単に病気を治すだけ
では、健康にもならないし、長生きもできない。

 漢方医学は、身体のバランスをとることで、病いと
付き合っていく道筋をつける。病いを弱点にしてそれ
を克服していく過程で、身体の免疫力や体力や気力を
あげ、健康にしていく。

 そして、命まで長らえるようにする。つまり、年齢
に即応した生き方を知らず知らずのうちに提案してい
く。

 よって、どんな病気にも対応できる身体を作り、健
康で長生きができるようになる。

 
 でも、ここで、一番気をつけていただきたいのは、
不慮の事故で命を落とすことである。

 君子、危うきに近寄らず!

 これが、健康で長生きの秘訣である。

薬の効かない人!
2007/10/11
 病院で出る薬であろうが、薬局で出る漢方薬等であ
ろうが、薬の効かない人がいる!

 薬が代謝して薬効を発揮する所まで行かない人が、
現実に存在する。胃腸の消化吸収機能の悪い人は、薬
の代謝も悪いと考えられるが、それだけでは説明のつ
かない人もいる。

 ストレスが溜まっている人は、肝臓の働きが悪くな
り、それによって薬の解毒もできないで、副作用など
が強く現れる人もいる。

 それで、本当の薬理作用が妨げられているような
場合もある。


 とりあえず薬が効かない時に、薬の作用が弱いとか
効き目が悪いとか考えるよりも、体調や身体の機能
低下などの要因も考えるべきである。

 もちろん、見当違いの薬も出ていることが多いので
それも気をつけてください!

風邪!
2007/10/09
 今年、初めての風邪の流行がやってきました。

 急に冷えたせいもあるでしょうが、下痢が続いてい
るようなお腹にくる風邪も出てきています。

 まず、冷えが原因の風邪なら、葛根湯なんですが、
この時期は身体の機能低下があるものですから、牛
黄などを加えるのが必要になります。

 下痢が続いている場合には、単なる風邪薬を使わ
ないで、人参などで胃腸を暖める必要があります。

 喉の痛みを伴う場合には、漢方薬では、桔梗石膏
や板藍根を使う場合が多いですが、喉に牛黄をたら
すと早く効きます!

抑肝散!
2007/10/03
 最近の精神的な病気一般に、「抑肝散」が最近は
使われることが多くなってきた。

 これは、昨年のメタボに「防風通聖散」という仕
掛けと一緒で、短絡的漢方ブームを作ろうという動
きと一緒である。

 効き目が有る無しにかかわらず、お医者さんでは
難しい領域を漢方でなんとかしようという考えから
出てきたもんであるが、まったく効き目がないとは
言い切れない。

 抑肝散の効能書きには、

 虚弱な体質で神経がたかぶるものの次の症状;
神経症、不眠症、小児夜なき、

 こう書いてある。

 構成生薬からは、精神的な領域に作用するものも
入っているが、自律神経のバランスをよくするもの
がほとんどである。

 うつ病や痴呆症にも使われることがあるが、すべ
ての症例に効くものではないから、相談されるべき
であろうと思われる!

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