漢方でいう五臓の肺という概念は、肺、喉、鼻、大腸、皮膚など、呼吸器を中心とした多種多様の臓器を支配している考えられています。
もちろん、呼吸器が中心であるので、風邪やインフルエンザの感染症に関与することが多い。風邪やインフルエンザの予防は、肺を強めることが考えられて、朝の深呼吸や乾布摩擦などが民間療法として考えられています。
風邪やインフルエンザの予防には、黄耆を含める漢方薬が使われる事があり、衛益顆粒(玉屏風散)や板蘭根が使われる。感染してしまえば、葛根湯や涼解楽(銀翹解毒散)が使われるが、予防としても用いられています。
皮膚疾患にも、この漢方の肺という概念が関与している事も多く、衛益顆粒を使う事も多い。衛益顆粒は、花粉症やアレルギーの鼻水も止まる事もあり、1年中、飲まれる方も多くみられます。
便秘の方も一部、肺が関与する場合があり、大黄などの便秘薬に肺を強める漢方薬を加える事も多い。その場合は、クロレラや青汁などの緑黄色のサプリを加える事も多く、緑黄色は、皮膚にもいいと考えられています。
さらに、なかなか治らない皮膚の疾患には、解毒漢方を使う事も多く、白花蛇舌草をふくむ、散積宝が使われます。普段からの皮膚のトラブルを防ぐには、五行草茶を飲まれることをお勧めいたしますm(__)m |