精神安定剤や抗うつ剤!
2008/02/02
 どうも、最近の内科や神経科などは、精神安定剤や
抗うつ剤を、すぐに出す傾向が強くなったような気が
する。

 確かに、ちょっと口うるさい患者や、聞き分けの無
い患者に、長時間付き合っていくと、そういう薬を出
す気持ちもわからないことはないけれど、結局は患者
の為にはならない。

 その手の患者は、血液を綺麗にするものを使うのが
漢方的な考え方である。もちろん、血流改善もすべき
である。結果的に自律神経を整えることができる。


 さらに、カウンセリングも非常に大切になっていく
が、薬を使わないでカウンセリングだけで改善するこ
とも、一般的には難しい。

 患者の言うことをじっくり聞いて、ストレスをひと
つずつ、取っていくこと、そして、自律神経を整える
漢方薬を、1週間毎にちょっとずつ変えて出していく
ことが、治療の一番の近道だと思われる。

75歳以上に外来主治医1人1人!
2008/02/01
 厚労省は、今年4月から始まる後期高齢者医療制度
で、複数の病気にかかっていることも多い75歳以上
の患者の心身状態を1人の医師が総合的に診察する
「外来主治医」(仮称)制度を導入する。

 原則、患者1人に1人の主治医とし、高齢者が複数
の医療機関にかからないようにすることで、医療費を
抑制するのが狙いらしい。

 セカンドオピニオンを75歳以上には認めないこと
で、医療費は抑制できるが、どの主治医にかかるかが
問題になりそうである。

 かかりつけの主治医も大事だが、かかりつけの薬局
や薬剤師も持つべきであろうと思われる!

心配性の人は発作の危険大!
2008/01/30
 ドキドキ、ビクビク・・・が多い人は、心筋梗塞に
なりやすいという分析結果がカリフォルニア大の研究
チームが発表した。

 内向的、不安症、怖がり、など心配性の度合いを点
数化して、3年ごとに健康状態を追跡調査した模様。

 確かに、精神的に弱い人は、漢方的にみると肝臓の
働きや心臓の働きに関与することが多いが、それは、
どっちかというとコロンブスの卵と一緒で逆説もまた
言える。

 肝臓や心臓の弱い人は、精神的に弱く心配性になる
ことも考えれる。トラウマの問題もそこに多く関与し
てくることも多い。

 さらに、脳の血流の問題にも関与してくるから、そ
んな場合は、牛黄や麝香に頼らないといけなくなる!

 

たばこ吸わず、酒少々、・・・。
2008/01/29
 たばこを吸わず、飲酒はほどほどに、野菜と果物を
十分に取り、適度な運動をする人は、そうした習慣の
ない人よりも14年長く生きられるとの調査結果を、
英ケンブリッジ大の研究チームが発表した。

 具体的な数字をはじきだした点で意義がある結果と
言われているが、当たり前のことである。

 喫煙に関しては、緊張を和らげるという点はあった
としても、ニコチンやタール等が身体には悪い。

 さらに、アルコールに関しては、飲みすぎによる内
臓の機能低下がある。

 野菜や果物には、いろんな栄養素を含んでいるので
、血液系の内臓を補う。

 この野菜というのは、できれば緑黄色野菜がよりよ
いと思われる!

短絡的漢方ブーム!
2008/01/23
 メタボに「防風通聖散」が昨年の漢方ブームに火を
つけた。過去の1970年代の医療用漢方登場によるブー
ム以来であった。

 確かに、防風通聖散は、昔から、大柴胡湯や防己黄
ぎ湯と並んで、ダイエットの漢方として取り上げられ
てきた。脂肪太りの漢方薬と言われているが、メタボ
リックに著効があるとは疑問符がつく。

 今は、「牛車腎気丸」が、夜間尿などに使われるよ
うにテレビCMが入っているが、漢方を浅く広めるた
めにはいいかもしれないが、漢方は奥の深いものだか
ら、漢方専門薬局での相談が必要になります。

 くれぐれも、短絡的に飛びつくと効かない場合が多
いので、それは気をつけていただきたい!

 

新型インフルエンザ!
2008/01/17
 昨日の深夜に新型インフルエンザの番組を見た。

 鳥インフルエンザが人間に感染して、それが人から
人への感染が懸念されている。

 それは、すごい勢いで感染して、医療の現場でも、
すべてを救うことはできないようだ。

 タミフルの備蓄や人工呼吸器の設置など、いろんな
対策を講じているが、すべての国民がその恩恵を受け
るわけではない。

 だから、普段からの予防意識の啓発と予防医学の実
践が急務になってくる。

 漢方的には、天津感冒片や板藍茶の毎日の服用が大
切になってくるが、バランスのいい食事と規則正しい
生活も大事である!

今年の花粉、倍の地域も!
2008/01/15
 気象情報会社の春のスギ花粉の傾向予測によると、
昨夏の猛暑の影響などで、飛散量は昨年よりも多く、
倍以上になる地域も出るという!

 飛び始める次期は、2月以降と考えられているが、
今から予防をしていただきたい。

 予防には、八仙丸、衛益顆粒、五行草茶、などの
漢方薬が使われるが、発症してからでは遅いので、
早めの服用をお勧めいたします。

進行性前立腺がんの危険、緑茶1日5杯以上で半減!
2008/01/12
 緑茶を1日5杯以上飲む人は、1杯未満の人に比べ
て進行性の前立腺がんになる危険性が約半分になるこ
とが厚労省の研究班の大規模調査でわかった。

 緑茶に多く含まれる渋み成分カテキンが、がん細胞
が転移する際に多く出る酵素を抑制する可能性がある
という。

 緑茶にはビタミンCやカテキンなどの成分が含ま
れ、食事の後の服用は消化吸収にいいとされていた
が、がんの進行抑制にまで言及されるとは思っても
みなかった。

 カテキン以外の緑茶の成分も、がんを始めとする
生活習慣病には効果があると考えれるので、食事の
際にも、喫茶店でも、緑茶中心の飲み物の普及を考
えてもいいだろう!

 

 

喫煙はストレス増!
2008/01/10
 北海道と東北5県の産業保健推進センターによる
共同調査で、たばこを吸う人は吸わない人に比べ鬱
症状になりやすい傾向があることが分かった。

 特に「時々吸う」人のほうが鬱傾向が強いという。

 確かに、たばこを吸う人は、ストレスをたばこで
解消してるひとだから、その傾向は強いと推測され
る。

 もともと、たばこには、ニコチンが含まれており、
副交感神経を遮断する働きがあり、胃腸等の働きを
止めてしまうので、あまり、身体にはよくないが、
ストレスを取る効能もあると言われている。

 伏流煙の問題はある上に、鬱症状まで出る可能性
があるのなら、たばこを吸うことのマイナス面がさ
らに大きくなってきた!

増える薬物乱用「鎮痛薬」
2008/01/08
 鎮痛薬の使いすぎによって、頭痛の症状を悪化させ
る患者が増えている。

 痛くなるのを恐れて薬を予防的に常用していると、
痛みを感じやすくなってしまうためで、安易な服用に
は注意が必要!

 3ヶ月以上にわたって着き10〜15日以上も鎮痛
薬を飲んでいれば通常、薬の飲みすぎによる「薬物乱
用頭痛」と診断される。

 最もなりやすいのは片頭痛の患者である。


 頭痛に関しては、脳の血流不足で酸素が供給されに
くい場合に起こることが多く、脳血流改善の漢方薬を
飲ませることが多い。

 ケミカルな鎮痛薬は、あまり連用すべきではないの
で、漢方薬を混ぜるべきである!

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