薬って何でも誰にでも効くと思ってる方が多いと 思いますが、実は、いろんな条件によって、効き目 が出にくくなることがあります。
まず、薬の品質によるものがあり、薬がちゃんと 吸収しないような品質のものがあります。それは、 自然淘汰されますが、形を変えて市場に出てくる事 があるので、要注意。
品質や効き目の判断は、ベテランの薬剤師に聞か ないとダメです。お医者さんは薬のことに関しては あまり知らない人が多いように思えます。
次に、薬には相性があります。
「これ効いたからあなたも飲んでみたら」と勧め られることがよくあると思いますが、個人差があり 効かないことが多いので、少量ずつ試したほうがい いと思います。
「漢方薬は長く飲まないと効かない」というのは 詭弁で、長く飲ませる為のセールストークの場合が ありますので、要注意です!
ここで、話はそれますが、間違った薬の概念が世 の中に広まっていることもあります。
「高血圧の薬は、飲み出したらずっと飲まないと 死んでまうで」というのも、事実には反しています。 それなら、飲みすぎて血圧を下げすぎて、脳梗塞に なった場合のこともちゃんと説明すべきです。
話を戻しますが、薬の効かない最大の理由は、飲 む人の体の状態によるものです。
ストレスをためている場合、過労の場合、などは 薬の効き目が出てこない場合が多いです。さらに、 薬は体のある程度、正常な新陳代謝の場合に効くよ うに想定されていることが多いです。
つまり、現実は効きにくい薬が多いという事です。
だから、自分だけで判断しないで、信頼できる人 や薬剤師を自分の周りにもおくことがいいと思いま す!
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