以前にも書いたと思うが、「かぜ」には、
感冒(かんぼう)と風邪(かぜ)が存在する!
風邪(かぜ)は、ふうじゃ、とも読めるが、
漢方の世界では、風(ふう)という概念で、
ウィルスや最近を捉え、邪は邪気(じゃき)
という悪いものとしてとらえている。
つまり、風邪は、ウィルスや細菌による、発熱
鼻水、咳など症状がでる病気ととらえている!
感冒は、上記の風邪の症状は一緒であるが、
その原因がまったく違ってくる。
病気になる前段階の症状を、
感冒(何かに冒されている感じ)ととらえて
身体の免疫や抵抗力が落ちている状態を表して
いる。
だから、発熱、鼻水、咳などの「かぜ」の症状が
現れたときに、ウィルスや細菌が原因になっている
ものか、免疫や抵抗力が落ちることが原因になって
いるものかを、考えないと「かぜ」の症状は治らな
い!
だから、市販の風邪薬、医者の風邪の抗生物質や
消炎剤や風邪薬などで治らない時は、判断が間違っ
ていることが多い!
私の出す風邪薬が、良く効くと評判になっている
のは、原因を特定したり、特定できない時は、両方
の薬を出すことになるからです! |