花粉症と似た症状の血管運動性鼻炎
2011/01/21
 昼間はなんともないけれど温度差の激しい早朝に

咳き込みや鼻水が多い、あるいは、冬に温かい室内

から外へ出た時、逆に夏にクーラーの効いた部屋に

入った時、また食事などで体が急に温められた時、

水様性鼻水やくしゃみがよく起きる症状は花粉症

でしょうか?

 それは、花粉症ではありません!

 こうした場合、花粉症と症状が同じでありながら、

アレルギー反応が全く関与しない「血管運動性鼻炎」

が考えられます。
 
 この二つは、よく間違えられます。

 血管運動性鼻炎とは、姿勢(主に起床時に急に姿勢

を変える時)や環境、温度差の変化によって、反復性

のくしゃみ、水様性鼻水、鼻づまりを主体とする自律

神経異常に生じる鼻炎を指し、血管運動神経性鼻炎と

も言われます。

 例えば、鼻の毛細血管を広げたり、血管から水分を

にじみ出させたりする副交感神経の異常で、朝起きた

時、血流や温度の変化で、ちょっとした刺激でも敏感

に反応してしまい、鼻づまり、鼻水、くしゃみの症状

が出ます。

 一見、アレルギー性鼻炎と症状がそっくりですし、

鼻粘膜も同じようですが、早朝に起きた直後鼻水が多

い、温度差に敏感、検査での抗原が見つからないなど

が特徴です。

 自律神経が敏感すぎるという説もありますが、抗原

が特定されない鼻炎です。

 鼻汁好酸球もマイナスです。

 原因としては、塵埃などの環境的因子、化学物質の

蒸気、臭気などの刺激性因子、天候などの気象的因

子、肉体的、精神的な心身性因子、血行不良の体質因

子などが関与します。

 これらの刺激によって、アセチルコリンが細胞より

放出され、自律神経に作用し症状が発現すると考えら

れています。

 西洋医学的治療は、基本的にアレルギー性鼻炎、花

粉症と同じです。抗ヒスタミン剤の服用や点鼻薬の抗

コリン剤(フルブロン)で症状を抑えることが中心と

なっています。

 しかし、このような療法はあくまでも対症療法で、

現在のところ、血管運動性鼻炎を根治する治療法は

漢方薬しかありません。

偏頭痛がある場合:冠元顆粒、頂調顆粒、葛根湯

風邪を引きやすい場合:冠元顆粒、衛益顆粒、板藍根

花粉症もある場合:冠元顆粒、小青竜湯、沙棘精

慢性副鼻腔炎がある場合:冠元顆粒、鼻淵丸

ストレス、自律神経失調症がある場合:冠元顆粒、

          シベリア人参、天王補心丹

ドライマウス、くしゃみが多い、鼻水が少ない場合:

              冠元顆粒、潤肺糖漿

 日常生活ではストレスをためない、睡眠不足になら

ない、アルコールを飲みすぎない、運動して体力をつ

けるなどの点に注意し、症状を悪化させない努力も

大事です。

 これは、イスクラニュースからの抜粋です!











ノロウィルス!
2011/01/07
 今年、最初の記事ですが、今年も皆様の健康の為に

精進させていただきますので、このブログ共々、モチ

ヅキ薬局をよろしくお願いいたします。


 年末年始の凄い寒さで、免疫力が落ち、風邪などの

感染症にかかっている方が多くなっています。

 その中でもノロウィルスに感染している方が、かな

り多く、下痢や吐き気を伴う症状が出てきます。


 特にこのノロウィルスに関しては、クロレラの源液

で、免疫をあげ、牛黄や人参の入った霊黄参や感応丸

を、継続的な服用をお勧めいたします。


問診!
2010/12/15
 よく漢方の相談薬局に行くと、いろいろ聞かれる

ことがあると思うが、それを問診という。


 その場合に気をつけていただきたいのであるが、

お客さんの言うことを聞くふりをして、自分の売り

たい薬に誘導する問診があり、ほとのど催眠商法と

似ている。

 お客さんの身体の状態や精神の状態を掴むには、

1回2時間話したとしても難しい。何回も話しない

と掴めないことがほとんどである。

 催眠商法の相談薬局は、売りたいものが一定して

るので、気をつけていただきたい!

長引いている風邪!
2010/11/23
 11月になってから、風邪をひいてなかなか治ら

ない人が多くなってきました。

 @ のどの痛みがとれない

 A 咳が止まらない

 B 鼻水が止まらない

など、いろんな症状が出ている。

 もちろん、インフルエンザが流行っているわけ

ではないが、冷えてきたのと、熱い夏の疲れが出

てきたような感じがある。

  医療用の薬は、強すぎて効かなくて、漢方薬

や薬草茶が使われることが多いです!


  麦門冬湯、麦味散、八仙丸などの麦味冬の

配合された漢方薬や、板蘭茶がお勧めです!

インフルエンザ!
2010/11/05
 昨年の新型インフルエンザには、ちょっと驚かさ

れたし、マスクが社会現象になったのも、喉元過ぎ

れば懐かしい過去になってしまった感がある。


 しかし、インフルエンザを軽く見る方には、警告

を発したい。西洋医学でも東洋医学でも、まだ特効

薬はみつかってないし、まだまだ、それぞれの個体

の免疫と予防に頼っているのが現状である。


 やはり、毎年のことだが、板蘭茶、板蘭のど飴、

そして牛黄の服用が、万全な予防策になる。

 それに、クロレラの源液を飲ますのも非常にいい

効果が現れている。


 もちろん、マスクや帰宅時のうがい、手洗いも

必ず励行して欲しい!

中医師の漢方!
2010/10/22
 昨日、中国のお医者さん(中医師)の漢方の

講演を聞きにいった。


 日本人に合わせた漢方薬の選択は、非常に勉強

になったし、日本人は熱症の人が少なく、寒症と

いうか冷え症の人が多いという傾向にあるのも、

再確認できた。


 ただし、中医師の漢方の処方は、薬を吸収させ

たり効き目を出させる服用の方法や、栄養学的な

部分は、抜け落ちていると感じた。

 そこを補うと漢方は効き目を発揮する!

病気と死!
2010/10/16
 癌は治ったが、亡くなった!

こんな言葉をよく聞くシーズンになってきた。

暑い夏には、病気は一服しているが、涼しく

なってくると、病魔が襲ってくる!

 病気を治すのは合う医療に任せておけばいいと

思うが、命の問題は、気の問題になってくるので、

是非、大丈夫だという気持ちを患者さんには周りが

与え続けて欲しいと実感する今日この頃である!

肝臓が!
2010/10/06
 弱っている季節みたいだ!

最近、検査で肝臓の値が悪くなっている人が多く、

通常の漢方薬やサプリメントでは良くならない。

 肝臓は、酒やタバコで悪くなるものではなく、

ストレスや睡眠不足によるものが大きい。

ほっておくと心臓への血液の流れが悪くなり、

動悸、息切れ、のような症状も起こってくる。

 致命的な症状に移行する前に牛黄の服用を!

相性A!
2010/09/29
 お医者さんも決めるのは相性であると思う!

いくら、名医といっても、相性が合わないとうまく

治療が進まず、病気も治らない場合もある。

 もちろん、薬剤師もである!



 最近、風邪が流行ってきているが、その治し方も

千差万別であると言える。

 行きつけのお医者さんや薬局に行く人

 いっぱい美味しいものを食べてすぐ寝る人

 身体を温めるお茶などを飲む人

 いろんな治し方があると思うが、どれも正解で

あるといえる。相性のいい治し方を見つける事が

大事で、その治し方は、各人違う!

 相性の大事さを再確認してください!




相性@!
2010/09/21
 どんなにいい薬があったとしても、個人差があり

相性のいいものを飲んだほうがいい事が多い!

 とかく、いろんな相談薬局に行くと、いっぱい

いろんな漢方薬やサプリメントを売りつけられる

ことが多いが、それを服用して調子がいい場合は

いいのだが、飲んで調子が悪くなるようでは、す

ぐに服用を中止して他の人に相談したほうがいい。

 人を見ないでいろんな薬を売ってくる薬局は、

実力がないと思っていただいていいと思う!


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