漢方のめぐみC風邪とインフルエンザパート1
2014/11/17
 風邪といっても、いろんな種類があり、流行性感冒と

いう名称がついているのがインフルエンザです。

 漢方のひとつの考え方で、風邪を分類すると、赤い風

邪、青い風邪、黄色い風邪に分けられます。

 赤い風邪は、熱っぽい、のどが痛い、口が渇くという

ような症状が現れ、ウィルスが原因のインフルエンザが

これに該当します。

 青い風邪は、ぞくぞくと悪寒がする、水鼻が出る、頭

が痛い、咳が出るというような症状が出て、冷えが原因

の普通の風邪がこれに該当します。

 黄色い風邪は、むかむかする、下痢などの胃腸の症状

が出て、身体がだるくなり、夏風邪などが該当します。


 まず、自分がどの風邪なのかを判断することが大事で

それにより、治療法が変わってきます。

 青い風邪は、葛根湯を軸とした冷えを解消するような

漢方薬や市販の風邪薬で治ることもあるし、十分な栄養

を摂って休息しても治ることもあります。

 しかし、赤い風邪は、かかってしまうと、なかなか治

すのが難しくなります。お医者さんに行き、インフルエ

ンザと特定されれば、抗ウィルス薬を投与していただき

1週間ぐらいで治ると思います。

 しかし、赤い風邪に関しては、予防が一番大切だと思

いますので、次回の放送とこのブログでお知らせできる

と思いますが、・・・・



 とりあえず、のど飴、マスク、お茶、が3種の神器に

なると思います!

漢方のめぐみB手足の冷え
2014/11/10
 手足の冷えは、冬になるとしもやけやあかぎれの原因

にもなり、末梢(手足の先)の血流改善が必要になって

きます。

 血液が十分にあり、心臓などの臓器の働きがよくて末

梢まで血の流れを良くすることが重要になってくるが、

それには漢方的には、血を増やしたり血を流す漢方薬を

飲んだらいいと判断できます。

 しかし、気血水の漢方理論から、「気」という概念か

ら、気の充満させることが重要になってきます。

 気の充実とは、内臓の機能をあげることになるが、そ

れで十分に血流がよくなり、手足の冷えを取り去ること

ができると理論的には説明できる。

 しかしながら、現実的には、栄養学的な考察も必要で

糖分がエネルギーに変わって熱をだし、手足を温めるに

は、ミネラル、ビタミンが十分に摂取されてないと不可

能になる。

 ミネラル、ビタミンを十分に摂ることは、野菜、豆類

牡蠣、めざしなどの小魚、を十分に食べることが必要に

なってくる。

 それが、できない場合は、ワタナベオイスターのよう

な牡蠣肉エキスや、グロスミンなどのクロレラ性食品を

摂ることでも大丈夫である。

 漢方薬では、当帰四逆加呉朱茰生姜湯が代表的な処方

であるが、婦宝当帰膠に冠元顆粒を混ぜてお湯に溶かし

て飲むと5分ぐらいで手足が温まります!

 でも、やはり、歩くことが手足の冷えには一番いいと

思われるので、ワンチャンを飼ってみるのが近道かもし

れません。それが無理な方は、スポーツジムに通ってみ

るのも一つの方法だと思います。

漢方のめぐみA不眠
2014/10/20
 今日のバンバンラジオの「漢方のめぐみ」では、不眠

についてを放送させていただきましたが、ここでは、も

う少し深く書かせていただきます。

 漢方の考え方では、心臓に血液が入ってきて、温かく

なると眠れるということから、酸棗仁、拍子仁、遠志、

などの漢方薬が使われています。

 しかし現実にはそれだけで眠れるということは難しく

放送で言ったように、ハーブティーなどを飲んで身体を

温めてやることも必要になってきます。

 さらに満足感のある寝起きには、深い睡眠が必要にな

り、その為には、運動や肉体を動かして汗をかくことが

必要になります。

 それが、無理な方には、四つん這い歩行が有効で、拭

き掃除を5分でもすると汗もかくし、深い睡眠に誘うこ

とができるようになります。


 放送では、寝る30分前に、5分間拭き掃除とその後

のハーブティーを推奨いたしました。


 深い睡眠は、ノンレム睡眠といい、拭き掃除とハーブ

ティーでもなかなか寝れない人には、ワタナベオイス

ターという牡蠣肉エキスをお勧めします。

 おやすみ前の服用が効果的です!


 不眠による肩こりまで、放送できませんでしたが、そ

の場合は、朝の低温浴をお勧めいたします。

 それでも無理な場合は、冠元顆粒と婦宝当帰膠、ワタ

ナベオイスターの服用をお勧めいたします。


 次の「漢方のめぐみ」の放送は、11月10日の月曜

日の12時30分、再放送20時30分からで、テーマ

は、手足の冷えです!

漢方のめぐみ@肩こり片頭痛
2014/10/06
 今日から、BAN-BANラジオのお昼の番組、ウキウキ

バンビーナで「漢方のめぐみ」というコーナーを持つ

ことになりました。

 パーソナリティの北川恵さんにちなんだ番組名であ

るが、漢方のいろんな考え方をわかりやすく説明して

日常にできる健康法や習慣を紹介しています。


 これから、月に2回放送していきますので、よろし

くお願いいたします。


 この情報も、その内容をもうちょっとだけ深く説明

させていただきます。

 今回は、北川恵さんからの要請もあり、「肩こりか

らくる片頭痛」というテーマだった。

 健康法としては、朝早く起きて散歩して深呼吸する

ことと、水を飲むことを提案させていただいた。

 朝早いと綺麗な酸素が多いので、深呼吸することで

汚い二酸化炭素と綺麗な酸素が交換することで、血液

が綺麗になり、脳の病変、頭痛、片頭痛には非常にい

いことである。

 水を飲むことは、漢方の理論によると、水は、体を

冷やしたり落ち着かせたり炎症をおさえたりする力が

あるとされている。

 その上、気血水理論という漢方の理論から、水を補

給することで、リンパ液や体液などの水分の流れもよ

くなり、それに伴い血液の流れもよくなり、二次的に

頭痛や肩こりにもいいと言われている。

 
 漢方薬としては、血液の流れが原因の肩こり頭痛に

は、丹参などが含まれている漢方薬がよく使われる。

冠元顆粒がお勧めである!

 疲労などが原因での肩こり頭痛には、腎臓の機能を

上げてくれる補腎薬と心臓の機能を上げてくれる強心

薬を合わせて服用が望ましい。

 この場合は、鹿茸や牛黄の入ったものを使う。


 ストレス不眠などからくる肩こり頭痛に関しては、

次回の「漢方のめぐみA不眠」で、お伝えさせていた

だきます。

 10月20日の月曜日のお昼の0時40分頃、再放

送が20時40分頃になります。

夏の疲れ!
2014/09/17
 朝夕が涼しくなった昨今、夏の疲れが原因の症状が

現れてくることが多い。

 まず、いろんなところに痛みが出てきたり、風邪の

症状が出てきたり、なにかと、だるくなったり、やる

気が出ないことが多くなります。


 目の前の症状は、対処療法のお医者さんの出す薬で

治るかもしれませんが、根本的な解決には至っておら

ず、いろんな症状が次々に現れてきます。


 内臓、特に胃腸、肝臓、膵臓、腎臓などの疲れが、

原因になっていることが多いので、ビタミン、ミネラ

ルなどの栄養素を摂るように心掛けてください。


 牡蠣肉エキスや鹿茸などの滋養剤を、短期でいいの

で、服用してみてください。


 10月からは、バンバンラジオの月曜日のウキウキ

バンビーナという番組で、健康情報のコーナーを持つ

ことになりました。

 それに伴い、その番組の内容を深く説明するコラム

をここに書かせていただきますので、番組共々よろし

くお願いいたします。

疲労からの咳!
2014/06/28
 最近、咳が止まらないというお客さんがかなり多い。

お医者さんの出す薬が、合ってない場合もあるが、疲れ

からくる風邪の後期の症状である場合が多い。


 温度差の多いこのシーズンにはよく見られる症状で、

休息を取っていただく事が一番であるが、それもでき

ない人には、牛黄とグロスミンの源液ドリンクをお勧

めしている。

 もちろん、こういう方には、どんな咳止めの薬も効

果が無いことが多いです!


 モチヅキ薬局は、BAN-BANラジオとのコラボする番組

を、今年の10月から放送することになりました。

 7月からは、スポットCMも流れます。

お楽しみにしててください。

まだまだ花粉症!
2014/05/12
 5月に入って、10日も過ぎたころなのに、まだまだ

花粉症が猛威をふるっています。

 杉やひのきの花粉で悩まされている人は、来年に向け

て、体質改善をお勧めいたします。

 そもそも、花粉症の方は、肺系が弱い人が多く、肺を

元気にしないといけません。

 肺を元気にする方法は、乾布摩擦などの体を鍛えるこ

とも重要だが、まず、早起きして深呼吸するだけでも、

してみてください!

 漢方薬では、八仙丸を飲んでいただくことが、一番い

い方法としてお勧めいたします。

ニキビ、吹き出物には、・・・
2014/04/25
 春になると、あらわれる事が多い、ニキビや吹き出物

それを治すには、肌のハリや弾力、バリア機能を担う

力と、綺麗な血液、うるおいの基本となる水分が多く

必要になります!

 水分が少ないと炎症が起こりやすく、脂っこいものや

甘いものや唐辛子などの刺激物も控えてください。


 ゴーヤ、緑茶、きゅうり、れんこん、白菜などが炎症

を抑えるのを助ける食べ物です。


 漢方薬としては、温清飲が一番使われているが、イス

クラ清営顆粒も効き目がある。

 しかし、皮膚関連は、漢方薬よりもサプリメントのほ

うが効き目が早く現れることが多く、グロスミン源液、

五行草茶、などを服用することが多い!

 

肩こり!
2014/04/10
 桜咲く4月上旬を迎えて、花粉症も流行っていますが

、肩こりがひどくなってきています。

 肩こりの原因は、ストレスによる冠状動脈の血行不良

と一般的には言われてますが、実は、この時期の肩こり

は、冬から春への季節の変化についていけない方の症状

として考えられる。

 漢方理論では、陰陽五行という易にも使われている理

論に立脚していることが多いが、季節の変わり目を病気

の出やすい時期と考えることができる。

 冬から春は、腎から肝への移行の季節で、腎臓の血液

と尿のろ過機能から、その血液を解毒して心臓に送る役

割をする肝臓の機能が、弱っている人も多くなる。

 それが、肩こりの原因につながるので、血流改善をす

る漢方薬も大事だが、肝機能を助けてやる漢方薬やサプ

リメントも大事になる。


 この時期の肩こりは、サプリメントとしてスクアレン

を含んだ「サメミロン」や、漢方薬では、抑肝散や加味

逍遥散がよく用いられる。

 それでも肩こりが取れない方は、心臓の機能を上げる

「牛黄」の入った「霊黄参」の服用をお勧めする!

医療用漢方の今後!
2014/04/02
 中国からの漢方薬の高騰が叫ばれて、1年が過ぎよう

としている。もちろん、他の地域から入ってくる牛黄な

どの高貴薬も同じようである。


 ツムラなどのメーカーの出している医療用漢方薬も

その影響を受けて、原料である生薬の高騰で、成り立

たなる可能性が高い!

 漢方薬は昔から、高貴な方の薬として重宝されてい

たが、最近は一般の方でも医療用漢方薬の普及ととも

に、日常に飲めるようになってきた。

 昔から体質改善を漢方薬に求めていたが、今はいろ

んな医療の進歩と健康食品やサプリメントなどの普及

で、いろんな方法で健康維持や体質改善を考えるよう

になってきている。


 ここで、医療用漢方だけでなく一般漢方薬や良質の

サプリメントを見直す時期に来ているのかもしれませ

ん!









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